漁船衝突ビデオ提出先送り

2010年10月02日 12:02

人気ブログランキング応援よろしく!人気ブログランキングへ

以下読売新聞より引用

漁船衝突ビデオ提出先送り…社員解放遅れを懸念

 政府・与党は、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の様子を海上保安庁が撮影したビデオの国会提出を週明け以降に先送りした。

 中国で拘束が続いている中堅ゼネコン「フジタ」社員1人の解放の遅れにつながりかねないからだ。今後、中国側の動向を見極めながら、国会提出の時期や公開の是非を慎重に判断する方針だ。

 仙谷官房長官は1日、民主党の鉢呂吉雄国会対策委員長や羽田雄一郎参院国対委員長らと国会内で会談し、ビデオの国会提出を先送りする方針で一致した。仙谷氏はこれに先立ち、前原外相、馬淵国土交通相、柳田法相の3閣僚とも首相官邸で協議し、政府の対応について一任を取り付けた。

 政府は、4日(現地時間)にブリュッセルで開かれるアジア欧州会議(ASEM)首脳会議の際の日中首脳会談を模索するなど、関係改善の糸口を探っている。ビデオの国会提出を先送りしたのも、中国側を刺激することで関係改善が進展せず、フジタ社員の解放が遅れることを懸念したからだ。「漁船の行為が危険なことが明白になり、日本で船長釈放への批判が沸騰する恐れがある」という指摘も出ている。

(2010年10月1日20時32分 読売新聞)

以上引用終り

「先送り一掃」とか、所信表明演説で言ったばっかりなんですけどね~

ビデオの国会提出を先送りしたのも、中国側を刺激することで関係改善が進展せず、フジタ社員の解放が遅れることを懸念したからだ。

関係改善っていうけど、その関係ってどういう関係?
顔色うかがって、頭下げまくるような主従関係?
そんな関係いらねーよ。
関係改善を模索しなければいけないのは、トラブルを起こした中国であって、日本じゃないだろう。

フジタの社員の解放とかよく言うけど、船長はあっさり開放してたじゃん。
船長を拘束していることが日本のカードにはならず、向こうのカードにされて押し切られたじゃん。

フジタの社員だって、拘束し続ける中国を人権的に問題あるというキャンペーン起こして、逆に日本とカードとし、中国を追い詰めればいい。

「漁船の行為が危険なことが明白になり、日本で船長釈放への批判が沸騰する恐れがある」という指摘も出ている。

数少ない日本のカードであるはずのビデオが、日本政府の首を締める可能性があるため使えないとか…
だから、ビデオの公開は、船長を拘束しているとき、中国が不当な圧力を掛けてきたときにこそするべきだったんだよ。
それなら中国も黙らせることができたのに。

せいぜいフジタ社員の解放を取引条件にビデオを非公開にするって中国と話しあうのが、民主にできる精一杯だろうよ。
でもそれって結局、日本政府は船長解放で日本の法律を蔑ろにし、この取引で中国の法を蔑ろにするという、2重の過ちを犯すことになる。
「法に従って粛々と」と何度も言っていた日本の法治国家の原則は、他国の圧力にも曲げられ、自国の都合でも曲げられる、もろいものだと中国に教えるようなものだ。

少なくとも自ら法を曲げるような行動はするべきではない。
ご家族関係者の方々には大変申し訳ないが、例え拘束が長くなっても、筋道を通して解放を働きかけるべきだ。
中国だって拘束を続けることはネガティブな影響があるのだから。

決してビデオ非公開の言質は与えてはいけない。


もう与党にいるの嫌になってきたでしょ?民主党さん。
いろいろ厄介な問題起こるもんね。
やめたら楽になれるよw

人気ブログランキング参加中!人気ブログランキングへ
FC2ブログランキング参加中!FC2ブログランキングバナー



関連記事
スポンサーサイト





コメント

  1. 慶次郎 | URL | kU3g/2a6

    Re: 漁船衝突ビデオ提出先送り

    話は別だろう、何で混同するんだろう???舐められる事を何回も繰り返さないで欲しい。

  2. 通りすがりさん | URL | -

    ビデオ公開してフジタ社員が釈放されないんだったらまた中国孤立するでしょうね?中共は馬鹿だからやるかもしれませんが…。むしろチャイナリスクがいよいよもって広がるからその方が良いような気もします。撤退をしない馬鹿企業も目が覚めるでしょうし。

  3. グリッティ | URL | l7H4TccY

    皆様コメントありがとうございます

    慶次郎様
    都合に合わせて、話は別になったり、関連したりします。


    2のコメ主様
    まずビデオをよう公開せんでしょうけど、公開しても釈放はしないでしょうね。
    別件ですから(笑)

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://andreagritti.blog112.fc2.com/tb.php/990-9100ee60
この記事へのトラックバック


最近の記事