慰霊地を騒がすな

2010年08月08日 14:32

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以下読売新聞より引用

原爆投下機長の息子、大使派遣に不満あらわ

 【ワシントン=黒瀬悦成】広島に原爆を投下した米軍のB29爆撃機「エノラ・ゲイ」の元機長ポール・ティベッツ氏(故人)の息子、ジーン・ティベッツ氏は5日、オバマ政権が広島平和記念式典にルース駐日大使を出席させたことに、「行かせるべきではなかった」と不満をあらわにした。


 ジーン氏はCNNテレビの報道番組に自ら電話をかけ、「(日本に対する)無言の謝罪と受け取られかねない」と政権の決定を批判し、「原爆投下で戦争終結が早まり、多数の命が救われた。我々は正しいことをした」との父の生前の主張を述べた。

(2010年8月6日12時08分 読売新聞)

以上引用終わり

大多数の日本人は、アメリカ政府はともかく、命令に従い任務を遂行した元機長を責める気なんか、毛頭ないだろう。
先大戦全体ですら、アメリカの謝罪なんて求めてはいないんじゃないだろうか?
少なくとも私は求めていない。

むしろ過敏な反応をするアメリカ自身に、後ろめたさを秘めている感じを受ける。

加害・被害にかかわらず、戦没者を追悼することは、戦後に生きる我々の使命であり、そこに政治性を帯びさせる必要はない。
ただ静かに黙とうすればよい。

静寂こそが慰霊にはふさわしい。
もういかなる慰霊地も喧噪で覆うのは勘弁してほしい。
それこそが最大の戦没者への冒涜だよ。

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コメント

  1. 慶次郎 | URL | kU3g/2a6

    Re: 慰霊地を騒がすな

    抗議をする事自体が後ろめたいのでしょう。
    段々熱くなる日本の8月、65周年・100周年・200周年とやるのでしょうかね・・・静かに慰霊が出来ないものでしょうか・・・

  2. 嵐の時 | URL | -

    皇軍の武士道精神

     落ち着いて戦えば、アメリカ兵はソウ恐るべき敵とは思われません。
    彼らは生命をたいせつにしながら戦う習慣ですから、機先を制して一発ガンとくらわすことが秘訣です。
    私の臼砲(32サンチ口径。弾の重さ300キロ)の場合でも、一発くらわすと、モウその地域には近寄ってきません。
    わが方に動揺の色があってはだめです。また夜襲に軍刀を抜いて進むのもいけません。潜行して出鼻をくじけば勝機はいつでも生まれます。
    米兵の戦友に対する親切心には感心させられました。戦友が倒れると、どんな犠牲を払っても収容にやって来ます。
    そこを撃つと効果があるのですが、あまりに殉教的態度なので、ツイ引き金をひく気にはなれませんでした。

    ◆八木保一郎小隊長の牛島司令官への報告~伊藤正徳『帝国陸軍の最後4』より

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