9条は海賊から守ってはくれない

2008年09月29日 12:54

以下AFPより引用

ソマリアの海賊、日本の貨物船を身代金2億円で解放
2008年09月28日 09:19 発信地:モガディシオ/ソマリア

【9月28日 AFP】ソマリアの海賊に乗っ取られている十数隻の商船のうち、日本の貨物船が27日、200万ドル(約2億1200万円)の身代金と引き換えに解放された。地元当局が明らかにした。

 日本の「ステラマリス(Stella Maris)」号は、7月20日に乗っ取られた。鉛とスズを積んでおり、フィリピン人乗組員約20人が乗船していた。

 ソマリア北東部プントランド(Puntland)独立州当局によると、解放されたステラマリスは係留されていた沿岸のGarad村から無事出航した。船員援助計画(Seafarers Assistance Programme)のAndrew Mwanguraケニア支部長も、同船の解放を確認した。

中略

 26日には、ケニア軍向けのT72型戦車33両などの兵器を輸送中のウクライナの貨物船も乗っ取られ、ロシア政府がソマリア沖へフリゲート艦を派遣している。(c)AFP

以上引用終わり

日本からはるか離れた国アフリカの「ソマリア」
内戦から無政府状態となり、国連も手を引いて、現在極度に治安が悪化している。

日本人は全くといっていいほど関心がない。
しかし、関連は大いにあるのだ。

ソマリアは紅海の出口に位置し、地中海からスエズ運河を経てインド洋にいたる航路の要衝に位置している。
また、サウジアラビアなどの原油や、アフリカからの資源を積んだ船も近海を航行する。
そのような位置にある国がひとつ政情不安になるだけで、日本の資源は危機を迎えるのだ。
世界の安定は日本にとってなにより重要なのがわかる。

内戦が勃発など、近隣の治安も脅かすような事態が発生したとき、日本のシーレーンは誰が守るのか。
国連や多国籍軍にお願いして、日本は別の形で貢献しますとでも?
ひんしゅくものだろう。
自国の船は自国で守ってください、となったらどうするの?
現にイランイラク戦争のとき、邦人はイランに取り残され、あわやという事態に陥っている。
そのときはトルコの善意によって救出されたが、あくまで僥倖に過ぎない。
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日本人や日本の国益は自国で守らなくてはならない。
世界各国から資源を輸入している日本のシーレーンは世界中なのだ。
同盟国と協力して世界の治安を守ることは日本の国益を守ること。
食料自給率が40%だ、などと騒がれるが、資源の自給率は20%しかない。原子力を除くとわずか5%。
心もとない足場の上に日本の繁栄が築かれていることに今更ながら戦慄を覚える。

9条がどうの、集団的自衛権がどうのと言っている場合ではない。
非武装と旗を揚げていても、海賊は見逃してくれないのだから。

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