2020年05月17日 11:42
「検察庁法案に抗議します!」だって、だっせえな。
日本人て、政治家は悪いことをする、司法は中立公正だ、って思ってんのな、アホかって。
司法がこれまでどれほどエグイことしてきたかしらないのな。
だいたいこの反対行動って森川さん(くだらないことに本来名前を出すことも憚られるが、出さないと始まらないのでしょうがない)の定年延長に反対してんだろ?
それならもっと前に、森川さんの定年延長されたことろにやれよ、今の法案は普通の定年延長じゃん。
みんな公務員の定年延長に反対なの(笑)?
さらっと調べてみたけど誰もちゃんとしたこと書いてないので、ざっくり説明してみるわ。
そもそもの話は、年金の支給が65歳に伸びて、それに合わせて民間企業にも定年を延長しましょうって促されて、公務員も延長しましょうってことになったの。
ところが立法府の機能不全(法律作るところなのに政争ばっかりやってるから)で公務員の定年延長法案を成立させられなくて、しょうがないから再任用制度っていう民間で言う再雇用制度をつかって今は実質定年延長している状態。
検察官は検察庁法っていう、国家公務員なんだけどその特殊性に鑑み特別法で定年等も決められているが、何故か63歳定年とこれまで国家公務員より長くなってた。
再任用制度の規定もない。
昔の政府見解では63歳と検察官の方が定年が長いこともあり、国家公務員法にある再任用制度は援用されないと答弁してきたが、今は実質的に一般の国家公務員の方が定年が長くなっているので、それを解釈変更して検察官にも適用されることにした。
実際現場では少し長く勤めてもらわないと回らないという実態もある。
その定年延長の最初の例がたまたま黒川さんだっただけ。
そりゃ確かに法律論的には特別法である検察庁法が、国家公務員法に優越するわけだけど、現実に沿わない法律論なんて意味あるの?
そんなこと言えば、どの法律より優越するべき憲法には、戦力は保持しないって書いてあるし、私学に税金は使わないって書いてるじゃん。
それを解釈で自衛隊を保持できるとし、私学にも助成しているわけでしょ?なんで?実態に沿わないからじゃん。
この話の根源は機能不全の国会が、立法できないことにある。
国会が憲法を直し、民放も刑法も、国家公務員法や検察庁法も現実に合うように直せばよかっただけ。
それがずれるから無理な解釈ばかりになる。
それと、検察官の定年を政治家の恣意的判断で伸ばしたり伸ばさなかったりすることができる条文が入っている!これでは検察官の独立性が侵されて内閣の意向に沿った組織になってしまう!とか言ってるバカがいるが、政治家の意向を聞いて数年定年伸ばしてもらおうって、その程度のことで判断がぶれる検察官は他の誘惑にもすぐ負けるわ(笑)
大体検察官の独立性は罷免されないことで担保されている。
三権分立とか持ち出すバカもいるみたいだが、三権は内閣と裁判所と国会な(笑)検察は入らない。
最初にも書いたけど検察のような組織に、一定程度の政府の関与があることは良いことだ。
世の中の不正義をただすネット上の「正義マン」達は、検察という“正義”を体現したかような組織に思入れしやすいのかもしれないけど、検察も「正義マン」も、制約が必要なのだよ。“正義”を御旗にするやつほど、とんでもない暴走をするからね。
今回のように。
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日本人て、政治家は悪いことをする、司法は中立公正だ、って思ってんのな、アホかって。
司法がこれまでどれほどエグイことしてきたかしらないのな。
だいたいこの反対行動って森川さん(くだらないことに本来名前を出すことも憚られるが、出さないと始まらないのでしょうがない)の定年延長に反対してんだろ?
それならもっと前に、森川さんの定年延長されたことろにやれよ、今の法案は普通の定年延長じゃん。
みんな公務員の定年延長に反対なの(笑)?
さらっと調べてみたけど誰もちゃんとしたこと書いてないので、ざっくり説明してみるわ。
そもそもの話は、年金の支給が65歳に伸びて、それに合わせて民間企業にも定年を延長しましょうって促されて、公務員も延長しましょうってことになったの。
ところが立法府の機能不全(法律作るところなのに政争ばっかりやってるから)で公務員の定年延長法案を成立させられなくて、しょうがないから再任用制度っていう民間で言う再雇用制度をつかって今は実質定年延長している状態。
検察官は検察庁法っていう、国家公務員なんだけどその特殊性に鑑み特別法で定年等も決められているが、何故か63歳定年とこれまで国家公務員より長くなってた。
再任用制度の規定もない。
昔の政府見解では63歳と検察官の方が定年が長いこともあり、国家公務員法にある再任用制度は援用されないと答弁してきたが、今は実質的に一般の国家公務員の方が定年が長くなっているので、それを解釈変更して検察官にも適用されることにした。
実際現場では少し長く勤めてもらわないと回らないという実態もある。
その定年延長の最初の例がたまたま黒川さんだっただけ。
そりゃ確かに法律論的には特別法である検察庁法が、国家公務員法に優越するわけだけど、現実に沿わない法律論なんて意味あるの?
そんなこと言えば、どの法律より優越するべき憲法には、戦力は保持しないって書いてあるし、私学に税金は使わないって書いてるじゃん。
それを解釈で自衛隊を保持できるとし、私学にも助成しているわけでしょ?なんで?実態に沿わないからじゃん。
この話の根源は機能不全の国会が、立法できないことにある。
国会が憲法を直し、民放も刑法も、国家公務員法や検察庁法も現実に合うように直せばよかっただけ。
それがずれるから無理な解釈ばかりになる。
それと、検察官の定年を政治家の恣意的判断で伸ばしたり伸ばさなかったりすることができる条文が入っている!これでは検察官の独立性が侵されて内閣の意向に沿った組織になってしまう!とか言ってるバカがいるが、政治家の意向を聞いて数年定年伸ばしてもらおうって、その程度のことで判断がぶれる検察官は他の誘惑にもすぐ負けるわ(笑)
大体検察官の独立性は罷免されないことで担保されている。
三権分立とか持ち出すバカもいるみたいだが、三権は内閣と裁判所と国会な(笑)検察は入らない。
最初にも書いたけど検察のような組織に、一定程度の政府の関与があることは良いことだ。
世の中の不正義をただすネット上の「正義マン」達は、検察という“正義”を体現したかような組織に思入れしやすいのかもしれないけど、検察も「正義マン」も、制約が必要なのだよ。“正義”を御旗にするやつほど、とんでもない暴走をするからね。
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