憲法と国民の命の価値が同じだと思っている共産党

2016年07月02日 15:11

20140801赤旗

自衛隊どうする? 疑問にお答えします 赤旗

◆憲法を守ることと、国民の命を守ることの 両方を追求します

 私たちは、自衛隊は憲法違反の存在だと考えています。同時に、すぐになくすことは考えていません。国民の圧倒的多数が「自衛隊がなくても大丈夫」という合意ができるまで、なくすことはできません。将来の展望として、国民の合意で9条の完全実施にふみだすというのが、私たちの方針です。

 それまでは自衛隊が存続することになりますが、その期間に、万一、急迫不正の主権侵害や大規模災害などがあった場合には、国民の命を守るために自衛隊に活動してもらう―この方針を党大会で決めています。

 憲法を守ることと、国民の命を守ること―この両方を真剣に追求していきます。

以下略

以上引用終わり

目的と手段を取り違えることは利口ぶったバカにありがちだが、今の野党さんは軒並みそう。

政党は政策を実現していくことが目的であって、政権を採ることが目的でも、安倍内閣を止めることが目的であるはずもないのだが、すっかり手段が目的とかしてしまっている。

憲法についてもそう、憲法は国家国民の幸福を目指して存在するものであって、憲法のためにこちらが合わせるものではない。
当たり前のことで、民放でも刑法でも、現状に合わなくなれば、暫時改定がされている。

例えば、女性の再婚期間の規定は、与野党とも賛成で可決成立した。
 → 
女性の再婚禁止期間を100日に短縮 民法改正法が成立 朝日新聞

これは民法だが、それにしたって民法でこう決まっているのだからと民法を守れ!といえばよかったのに。

これが憲法になると、さらに憲法9条になると、違憲状態の自衛隊が存在し国民に認知されていようと、国際法上認められている自衛権を放棄しても、憲法9条を守れ!という。

憲法を守ることと、国民の命を守ること―この両方を真剣に追求していきます。

共産党にとっては「憲法」と「国民の命」は同列のようである。
そのような政党に、国民の命は預けられない。

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コメント

  1. ななしさん | URL | -

    Re:憲法と国民の命の価値が同じだと思っている共産党

    〔憲法と民主主義の分野で〕
    1 現行憲法の前文をふくむ全条項をまもり、とくに平和的民主的諸条項の完全実施をめざす。

    11 天皇条項については、「国政に関する権能を有しない」などの制限規定の厳格な実施を重視し、天皇の政治利用をはじめ、憲法の条項と精神からの逸脱を是正する。

     党は、一人の個人が世襲で「国民統合」の象徴となるという現制度は、民主主義および人間の平等の原則と両立するものではなく、国民主権の原則の首尾一貫した展開のためには、民主共和制の政治体制の実現をはかるべきだとの立場に立つ。天皇の制度は憲法上の制度であり、その存廃は、将来、情勢が熟したときに、国民の総意によって解決されるべきものである。

    日本共産党が公表している綱領の抜粋ですけど、憲法をまもるといいながら、憲法に規定されている天皇については改憲を目指すみたいですね(笑)

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