恐怖のジャニーズ支配

2016年01月19日 10:10

昨日超ひさびさにSMAP×SMAPを見たが、なんだあれ?
非常に後味の悪いものを見せられた。

20160119SMAP.jpg

先日ココ壱の廃棄カツが転売された事件で、ココ壱が自社ブランド商品を安売りするわけわないと書いた。
 → ココイチ廃棄カツ販売したバイヤー無能すぎ
自社ブランド商品を安売りしたら、自社商品となにより自社のブランドを自ら傷つけることになるからだ。

今回のSMAP会見はまさにそれと同じだ。

芸能事務所にとって自社所属のタレントは商品だろう。
それをどういう経緯があったにせよ、ああいう形で謝罪させることは、商品と事務所のブランドを傷つけ、対外的には何のメリットもない。
社内統制として意味があったとしても差し引きのマイナスが大きすぎるし、そっちはそっちでやる方法があるだろう。

第一、テレビというショーのステージで舞台裏のドロドロを見せたのだ。
それはもはやショーではない。ホラーだ。

経緯はどうであれ、事務所内のことで起こったことであるなら、事務所のトップが出て、経緯の説明と謝罪をするのが常識だ
自社商品には傷をつけずに収めるのが当たり前だが、傷をつけてもいいと思ったのか、感情的にああせざるを得なかったのか。
いずれにしても経営者として失格だ。

芸能界という特殊で閉鎖的な世界だから、どんなに世間の評判を落とそうとも、テレビの現場はジャニーズ事務所を外せないし、外させない、それだけの力があるということからくる傲慢さが、ああいう風に出るのだろうか。

確かに何も変わらないのかもしれない。
この後SMAPのメンバーによっては露出が少なくなり、所謂“干される”という状態になり、それでも代わりを務める人材はいくらでもいて芸能界は回っていく、そうなのかもしれない。

しかし、こうやって一般の視聴者に極めて不快なものを見せていく間に、テレビを見るということ自体に嫌気が差していく人が増えていくだろう。
芸能という大木に巣食って甘い汁を吸って生きている人たちも、その大木自体が朽ちていっていることには気がついていない。

今回の謝罪放送も、ファン向けに謝っているかに見せて、実のところ会社上層部に向けて謝罪している。
こういう公共放送の私物化が、テレビにとどめを刺す。
天下を気取っていられるのも今のうちだぞ。


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コメント

  1. アジシオ次郎 | URL | -

    Re:恐怖のジャニーズ支配

    こんにちは。

    これはどうもSMAPに全ての責任を押し付けようとする意図にしか見えませんが、ジャニーズ事務所そのものに対するネガティブな印象を与えるだけで何もならないです。SMAPが問題を起こしたわけでもないのに、典型的な責任転嫁だ。

    これにはメディアや世間がジャニーズを変に持ち上げて神格化させた弊害に映りますが、ジャニーズ事務所ってそんなに偉いのかって思うね。プロ野球界で言えば巨人みたいなもの。

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