金で中共に魂を売った英国政府

2015年10月24日 12:35

習近平が訪英し、大歓迎を受けている!みたいな報道もあるけど、キャメロン首相が金に目がくらんでるだけでほかの人やメディアは冷ややかにイギリスらしく皮肉たっぷりで眺めているよう。

めずらしく韓国の東亜日報が良い記事をあげていたのでそれにそって見ていきましょう。


習主席の屈辱、英議会演説で拍手は一度も起こらず 東亜日報

中国の習近平国家主席が初の英国訪問で盛大なお持て成しを受けているものの、20日、中国指導者としては初めて歴史的な英議会で行った演説で法治を強調し、逆風に晒された。

習主席が、「英国は最も古い議会制国家だが、中国は2000年前から法治を施行した」と述べたことについて、英紙フィナンシャル・タイムズは「国民の手に権力があって法治で運営される英国のシステムと社会主義の法に基づいた中国式モデルを比較するのは正しくない」と皮肉った。


法律があることが法治とは言わないからね。
法が政府(古くは国王)をも縛る状態を“法治”という。
たぶんキンペーには意味分からないだろうけどw

また習主席は、シェイクスピアの言葉も引用し、中国と英国が2回目のノルマンディ上陸作戦で協力したことを強調したが、いざ自身が立っている所が阿片戦争を承認した場所であることには触れなかったことから、歴史に関しては自分たちに有利なところだけを言及したとも指摘されている。


日本やドイツを共通の敵にして、共感を誘おうという作戦だろうけど、英国に蹂躙されたアヘン戦争からの歴史を棚上げにしてもいいのかw?

英国の議員たちは11分にわたった演説が続く中、一度も拍手をせず、演説が終わった後の規律拍手もなかった。フィナンシャル・タイムズは、「習主席が議会制の揺籃で決まり悪い瞬間を迎えた」と書いた。


話面白くなかったんだろw
議会じゃないけど晩餐会では ↓

20151024習近平英国訪問1

この日の演説は、始終異様な空気の中で行われた。英下院のバーカウ議長が習主席を紹介しながら「ここは民主化運動のシンボルであるミャンマーのアウン・サン・スー・チー女史も立ったし、来月インドのナレンドラ・モディ首相が立つ予定だ」と言い、スー・チー女史を人権のシンボルとして、インドを世界最大の民主国家として持ち上げた上で、中国については「強い国としてだけでなく、道徳的霊感を与える国になることを望む」と述べた。


議長なかなかやるw

20日の夕、バッキンガム宮殿で開かれた国賓晩さんでは、エリザベス2世女王が、「1997年に香港を返還する際に行った香港自治を保障するという約束を守ってほしい」と述べ、中国として最も敏感な部分に触れる場面もあった。英紙ザ・タイムズは、女王が中国称賛一辺倒の雰囲気の中でバランスを取ったと報じた。


女王なかなかやる。

キャメロン英首相は、公式会談ではなく非公開の会談で人権などあらゆる懸案問題について話し合ったと述べたが、労働党議員から「自分を噛んだ犬の手を舐めるような行動だ」と激しく非難された。キャメロン首相は、習主席が演説する間、同時通訳機をつけなかったが、聞きたくないからわざとそうしたのではないかとも見られている。


労働党議員もやるw

イギリス人は頑張っているのにイギリス政府には人類史上最初の議会を作った国の政府としての気概はないのか?

中国製の原発も買うらしいけど、
 → 
英が中国製原子炉導入 首脳会談合意、先進国で初 日経

はした金の報いを事故で受けようとはいい度胸だ。
アヘンのお返しを放射能でしてもらうんだな。

これでいいのかイギリス国民?


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