2015年05月24日 17:58

以上引用終わり米偵察機が南シナ海上空を通過、中国「無責任で危険な行為」 ロイター
[北京 22日 ロイター] - 中国は22日、同国が人工島の建設を進めている南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島付近の上空で、米軍が偵察機を飛行させたことについて「強い不満」を表した。
米偵察機「P8Aポセイドン」に搭乗して同行取材を行ったCNNによると、中国海軍は20日に南シナ海上空を通過した同偵察機に対し、8回にわたり警告を発した。
中国外務省の洪磊報道官は、規則に従って中国軍が同偵察機を追い払ったとし、「事故を起こしかねず、非常に無責任で危険な行為。地域の平和と安定を損ねる」と非難。「われわれは強い不満を表明する。国際法を順守し、挑発的な行動を控えるよう米国に求める」と述べた。
一方、米国のラッセル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は米偵察機の飛行は「全く適切」であり、米国の海軍と軍用機は国際水域と空域で活動する権利を今後も「完全に行使し続ける」と語った。
いよいよ緊張が高まって来ましたね。
こういうニュースも流れてますし。
→ CIA前副長官、「中国と米国は戦争になる」―シンガポール華字紙 FOCUS-ASIA
昨年来からの安保見直し、安部総理のアメリカ議会での演説、フィリピンとの合同軍事演習( 自衛隊とフィリピン海軍が南シナ海で共同訓練へ 中国が領有権を主張する海域付近 ハフィントンポスト)、これらがすべてここのニュースに向かってのことだったと分かっていた人がどのくらいいたのだろうか。
南沙諸島での人工島建設、そしてそこに空港や港を作り、領空領海を主張するところまで来ると、さすがにアメリカも黙ってはいられない。
これを黙認したらアメリカの威信は地に落ちる。
しかし、アメリカ一国で対応するには荷が重すぎる、だから日本のプレゼンスを示すことをアメリカも期待し、東南アジア各国も日本の関与を待望している。
日本にもいろんな問題はあるが、何に置いても膨張する中国を封じ込める事、これが最優先なのである。
なぜなら中国は、民主主義や基本的人権、通貨通商の減速など、基本的な価値観を共有できない国だからである。
中国の覇権を許すということは、今の自由で平和な世界が崩壊することを意味する。
チベットや東トルキスタンを見ればわかる。
南沙は遠くの島の問題じゃない、この話は尖閣そして日本まで繋がっているのだ。
それを忘れてはならない。
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