2015年02月09日 14:50

トルコシリア国境 丘の上にISILの旗がはためく
以上引用終わり政府の「シリア渡航阻止」に賛否両論 「事前に言う必要あったのか」の声も J-castニュース
シリアへの渡航を計画していた男性カメラマンに対し、外務省が2015年2月7日、これを阻止するため旅券を返納させた問題が波紋を広げている。
「渡航の自由」「表現の自由」への侵害として批判が相次ぐ一方、外務省の対応を支持する声、あるいは事前に渡航を宣言していたことなどに疑問を呈する向きもある。
中略
ジャーナリストなどからは政府に批判相次ぐ
今回の旅券返納は、旅券法19条の規定「旅券の名義人の生命、身体又は財産の保護のために渡航を中止させる必要があると認められる場合」に基づくものだ。一方で、日本国憲法では22条で「海外渡航の自由」を保障しており、上記の規定による返納命令は史上初、異例中の異例といえる。
杉本さんの「渡航宣言」を掲載していた朝日新聞は、いち早く8日付朝刊の1面でこの問題を報じ、「踏み込んだ対応は論議も呼びそうだ」との見解を示した。同日の「報道ステーションSUNDAY」(テレビ朝日系)でも、ジャーナリストの後藤謙次さんが、「渡航の自由を超えた『報道の自由』への配慮が、政府はどこまであったのかな、とそこが非常に気になりますね」と疑問を呈している。
ツイッターでは、ジャーナリストの常岡浩介さんが、「憲法の自由権への直接制限ですから、ジャーナリストだけでなく、全国民、全人類への挑戦です」「今では中国にすら移動の自由があるが、日本はイスラム国への恐怖に駆られて9条以外の憲法も自主的に放棄し、北朝鮮並の不自由国になるのね。これこそ、テロへの屈服だよねえ」と激しい言葉で批判している。また、アジアプレス大阪オフィス代表の石丸次郎さんも、「恐れていた事態。このような取材者に対する強権発動は絶対に許されない」とツイートするなど、報道に携わる人々を中心に、反対の声が強い。
以下略
自殺志願者が、「あそこの崖から飛び降りて死にます」と公言すれば、そりゃその崖に行くことを止められるだろう。
何も言わずに、旅行と称して崖に行くなら誰も止めやしない。
それと同じ。
本気で死ぬ気があるなら黙っていけばいいだけのこと、トルコ観光と言えば誰も止めないよ。
表現の自由や報道の自由、移動の自由が出てくる話でもない。
あえてそれらに触れるとしたら、どんな自由権でも、一定の制限を受けるものだ。
表現の自由があるから、どんな表現でもしていいってわけじゃない。
公序良俗に反しない程度のものという制約は常にある。
移動の自由があるからって、官邸の奥深くまで入れてくれるかといったら止められる。
放射能の危険区域まで入ろうとしても入れないだろう。
それと同じこと。
国は、個人の自由と、公的な秩序と安全のバランスをみながら判断を下していかなければならない。
現在のシリアは渡航できる状態じゃない。
国として、渡航を知りながら見逃すわけには行かないだけ。
「全人類への挑戦」とか、ISILに言いなさい。
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コメント
うさ | URL | kLoia8aY
一言。「非常識」
香田さん、湯川さん、後藤さんの教訓を全く受け止めてないだろ。
つうか、マスコミと一緒にギャアギャアわめく時点で「行く行く詐欺」確定。
「いいじゃ ないの」と言えば「なぜ止めなかったのか。人命軽視だ!」
「ダメよ~ダメダメ」と言えば「報道の自由の侵害 」
「イスラム国に行く」と言わずに「スライム国に行く」と言えば、誰も止めやせんよ。
いや… それだと病院送りか…
テレビ局が映像300万で買い取るんだってさ。
「これやこの~ いけばつかまり ころされて~
にどとかえれぬ いすらむのくに~
今回の頼み料は300万です」
この騒動、15字で要約すると
「金儲けの邪魔するなbyマスコミ」
ってことですか。
事前にチェック!
取材は自己責任で
無理のない渡航計画を!
( 2015年02月11日 02:43 [編集] )
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