2014年03月26日 09:09
以上引用終わり「白票が多かったのはメディアの責任」 橋下市長が就任会見で 産経新聞
24日に再選後の就任会見を行なった大阪市の橋下徹市長。選挙期間中から街頭演説などで、市長選に関心が高まらないことを「メディアのせいだ」とたびたび批判してきたが、この日の会見でも「選挙戦で候補者の主張を載せないなんて、メディアは最低最悪ですよ」と主張した。
中略
さらに橋下氏は、選挙戦に関する各報道について「全候補者の主張を報じていない」と批判。「有権者に選択肢を与えるのが仕事ではないか」と述べ、「白票が多かったのは、メディアの責任だ。皆さんも反省してほしい」と呼びかけた。
以下略
逆切れだな。
対立候補立てなかった既成政党も既成政党だが、それにしてもこの選挙は大義がない。
それはこの投票率
橋下氏当確 投票率は過去最低23.59% 日テレNEWS24
そしてこの白票の数
大阪市長選:当選橋下氏、次点は白票 6万票余が無効票に 毎日新聞
に如実に表れている。
投票率の低さは、既成政党の候補者がいなかった事が原因で(白票に負ける対立候補しかいなかったからなw)、マスコミのせいじゃないし、白票の多さは、この選挙の意味の無さをが原因だ。
市議会での“大阪都構想”が行き詰まったからって市長選挙をする意味がわからん。
対立候補を立候補させてそれに勝って都構想を認めさせようとしたのだろうけれど、それは筋が違う。
市議会のことは市議会で決着すべきだった。
橋下市長が自明の勝利を得た結果、状況は何の変化もなく選挙にかかった費用約6億円だけが出て行くのだ。
その上この選挙を間に挟んでも、市長の任期は変わらないので来年12月で任期満了を迎えるとまた選挙…
こうなることは見え過ぎるくらい見えていた。
橋下氏はそろそろ“攻め”一本槍で状況を打開しようとするクセを直した方がいい。
市長に市議会の解散権がない以上、迂遠で面倒かもしれないが、都構想を進めるなら市議会での合意形成という作業をやるしかない。
何度手のひら返しをされたとしてもね。
このゴタゴタで、橋下氏は頼みの綱の市民の支持をかなり失った。
市民の支持が議会を動かす力になってきたのにね。
今後の市政運営に大きく響くだろう。
選挙に大義はなくとも「大阪都構想」に大義があるのなら、過程がいかに困難でも実現できるだろう。
それは橋下市長の今後の行動にかかっている。

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