安全保障といじめの話

2013年04月09日 18:50

北朝鮮が瀬戸際外交を繰り返している中、韓国も日本もまるでどこ吹く風で、いつもと変わらない日常生活を送っている。
 → 北の挑発に韓国国民動じず、NYT「日常生活を楽しんでいる」 サーチナ

それは、北朝鮮の行動を「いつものことだ」と考えているのもあるのだろう。

けれど本質的には皆「アメリカがなんとかしてくれる」と思っているのだと思う。
これがまさに安全保障だ。


安全保障

もし、日本や韓国が、アメリカと軍事同盟を結んでいなければ、両国国民はこんなにのどかには過ごしていられなかっただろう。

こういうことを言うと、「アメリカと軍事同盟を結んでいるから狙われるんだ」という声がサヨクさんから挙がるわけだけども、どことも軍事同盟を結んでいない、サヨクさんたちの大好きな永世中立国スイスが、なぜ武力を保持し、徴兵制をしいているか、考えてみましょう。

この例だと難しすぎれば、
例えば、学校や職場で派閥やグループが出来た時、どこにも属さないでいることは出来ます。
しかしそれを貫ける人は、相応の“強さ”を持っている人です。
国で言う武力みたいにね。

それを行使するかしないかはともかく(実際は行使しないことが多い)、その強さを保持していることをまわりが認識しているので、ちょっかいをだす抑止力になる。

その強さを持たない人がどこにも属さなかったら、四方から攻撃されて(いじめられて)、しかも誰も助けてくれない。
先生や上司(国連)は、知っていてもせいぜい「やめとけよ」(停戦勧告)って言ってくれるくらい。
何の役にも立たない。

つまり、安全を担保するには、“強さ”(武力)を持って孤立するか、持たずにどこかのグループに入れてもらうしかないのだ。

日本も韓国も、グループに入れてもらう方を選んでいるだけ。
日本くらいの国力があれば、武力を保持して、同盟関係から外れることもできるが、それにはもっと防衛費を上げる必要がある。

どっちがいいですか?サヨクさん。
「おれは平和主義だ」といくら言ったって、いじめはなくなりませんよ。
本人が平和主義なのは、いじめっ子にとってありがたいだけですから。


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