失言を繰り返す石原伸晃

2012年09月13日 20:20

民主も自民も代表選・総裁選という、ある意味日本のこれからの分水嶺に今あるわけだが、その候補者にはいままで以上にスポットライトが当たる。

その中で、自民党総裁候補、石原伸晃氏が失言を連発している。

まずは、

政府の沖縄県・尖閣諸島の国有化に関連し、領有権を主張する中国側が「攻め込んでくるのでは」と問われ、「攻めてこない。誰も住んでいないんだから」と断言した。

中国は「尖閣に攻めてこない」 自民・石原氏が断言 産經新聞

これを聞いて呆然。
南沙諸島や西沙諸島で起こっていることはなんなのだと。

情報化された現代なら人が住んでいないほうが、より侵略しやすいだろ。

さらに

「本当に困っている人に、衣食住、手を差し伸べる。そういうものに変えていけば『ナマポ』、古館さんもご存知だと思いますけど『ゲットしちゃった』『簡単よ』『どこどこにいけば簡単にもらえるわよ』こういうものを是正することが私はできると思う」という石原氏は、『ナマポ』というネットスラングを使い、生活保護の不正受給を正すことで社会保障費の8000億円を削減出来ると主張した。

石原伸晃氏がテレビ番組でネットスラングを――。ツイッターで物議を醸す livedoorニュース

いい大人が“ナマポ”って…
総裁候補とか議員とか以前に、人間としての常識を疑うわ。
リアルネトウヨかよ。

その社会保障費の文脈の流れでさらに、

「一言だけ言わせていただくと、私はね、尊厳死協会に入ろうと思っているんです。尊厳死協会に。やっぱりターミナルケア。これからどうするのか。日本だけです。私誤解を招いたんです、この発言で。私はやっぱり生きる尊厳。そういうものをですね、いったいどこに置くのか。こういうことも考えていく、そこに色々な答えがあるんじゃないでしょうか」
と述べた。このように、石原氏の発言からは、社会保障と尊厳死にどのような関係があるか分かりにくい。なお、尊厳死はQOL(生命の質)と関連づけて議論されることが一般的で、社会保障政策の文脈で登場することは珍しい。

社会保障の政策論で「尊厳死」持ち出す 石原伸晃氏がまた危ない「放言」? J-castニュース

尊厳死に反対ではないが、それを認めることによって社会保障費が抑えられる風な発言は、倫理観が欠如している言わざるをえない。

そして極めつけ

東京電力福島第1原発事故で汚染された土壌の保管先に関し「福島原発第1サティアンしかない」と述べた。「サティアン」はオウム真理教が教団関連施設の呼称に使用した経緯があり、配慮を欠く発言との指摘も出かねない。

石原伸晃氏、テレビで問題発言 福島第1原発を「サティアン」 スポーツニッポン

どっからそんな言葉でてくんだよ。
意味がわからん。

「サティアン」はサンスクリット語で“真理”という意味らしいが、オウム以外で使っているのを見聞きしたことはない。


話している内容も内容だが、口が軽すぎる。
総理になるかもしれない党の総裁には、あまりにも軽い存在。

こんなののために谷垣は降りたのか。
谷垣がいいとは言わないが、これに比べたら何倍もマシだろう。

これが当選するようなら、自民党もダメだな。


人気ブログランキングへ  
人気ブログランキングへ だめだこりゃ、と思った方はクリックを!  
FC2 Blog Rankingへ  
関連記事
スポンサーサイト





コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://andreagritti.blog112.fc2.com/tb.php/1619-0a726960
    この記事へのトラックバック


    最近の記事