2012年06月10日 13:49
以上引用終わり「全患者が生活保護者」34医療機関 大阪、不正調査へ 朝日新聞
大阪市が生活保護受給者の代わりに医療費を支払う「医療扶助」により昨年11月~今年1月に診療報酬を受け取った大阪府内の医療機関のうち、患者の95%以上が生活保護受給者だった医療機関が72カ所あり、そのうち34カ所は全患者が受給者だったことが、大阪市の調査で分かった。同市は、不正な請求が行われたケースもあるとみて、調査に乗り出す。
医療扶助は、生活保護受給者が診療や薬の処方を受ける際、市区町村が患者に代わって医療機関に直接医療費を支払う仕組み。大阪市では2008年度の医療扶助は1129億円で、保護費全体の47%を占めた。制度を悪用して診療報酬や薬代を不正に請求するケースが起きており、医療扶助を狙った貧困ビジネスの存在も指摘されている。
中略
大阪市内では、同市浪速区の不動産会社が生活保護受給者約300人をアパートに囲い込んで保護費の大半を吸い上げ、同社が実質的に経営していた診療所に受給者を受診させて医療扶助の一部も同社に渡っていたという疑いが出ている。
これはひどい。
>患者の95%以上が生活保護受給者だった医療機関が72カ所あり、そのうち34カ所は全患者が受給者だったことが、大阪市の調査で分かった。
つまりこの病院は、患者も医者も全部国でまかなわれているということだ。
ある意味国営だなw
そして、それが意義があるか、非常に疑わしい。
>同市浪速区の不動産会社が生活保護受給者約300人をアパートに囲い込んで保護費の大半を吸い上げ、同社が実質的に経営していた診療所に受給者を受診させて医療扶助の一部も同社に渡っていたという疑いが出ている。
生活保護費を病院側が管理して、おこずかいとして少額渡し、残りは預金すると称して預かる。
しかし、生活保護受給者は貯金する額が制約されている(生活保護の性質上)。
生活保護者から取り上げた額 - 貯金の限界 = 病院の収入 ※もちろん税金です
さらに、患者(生活保護受給者)を無理矢理でも毎日通院させて、簡単な問診をするだけでも、医療扶助が12,000円程度病院に入る。 ※もちろん税金です
病院、患者はまったく不利益がなく、税金だけが無駄に出ていく素晴らしいシステムです。
『タダより高いものはない』
昔の人はいいことを言った。例えほんの一部でも患者負担があれば、こうまでエスカレートしない。
高いもの払わされているのは納税者だがな。
即刻“無料”というものは改めるべき。
本人のためにも。
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コメント
通りすがりさん | URL | -
Re: 生活保護だけで成り立っている病院
単純に割っても1医療機関あたり年間15億円が医療費として支払われた計算になりますね。荒利3割、純益1割としても1億5千万円なわけで税金を考えて1/2としても年収1千万くらいの人間7~8人の給与になったってことです。
開業医の年収平均が2千万クラスとかと統計がありましたが、こんなカラクリなの!?
( 2012年06月11日 02:32 [編集] )
グリッティ | URL | l7H4TccY
1のコメ主様
コメントありがとうございます。
赤字の医院が生活保護で蘇った!なんて話も聞きますね。
そういうコンサルタントをするところもあるようです。
( 2012年06月19日 11:08 [編集] )
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