2012年05月19日 13:26
以上引用終わりウイグルのラビア議長が尖閣寄付 産經新聞
中国から亡命したウイグル人の組織を束ねる「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長は18日、都内で開かれた「世界ウイグル会議を支援し中国の覇権と闘うシンポジウム」(大会会長・平沼赳夫たちあがれ日本代表)に出席し、沖縄・尖閣諸島を買い取るための東京都への寄付金として、平沼氏に現金10万円を手渡した。
ラビア・カーディル氏は平沼氏に寄付金を渡した後、「中国政府はどこの領土であっても、『歴史的にわが国の領土』と主張する」と述べた。
また、シンポジウムの中で「奪われた領土をお金で買い取ることができるのであれば、(中国新疆ウイグル自治区についても)日本や世界が買い取ってほしい」と述べた。
そんなに余裕ないだろうに、ありがとうございます。
また、中共がキャンキャン騒ぐかもしれんが、もともと中共が大げさすぎるのだ。
ウイグル人はイスラム教徒なので、印象として暴力的なテロなどの手段をとってでも独立を、というイメージを持たれるかもしれないが、実際はそうではない。
むしろ、そういうイメージを悪用してきたのは中共なのだ。
ウイグル人は穏健で、信仰もゆるやかだ。
警官を襲撃したりの行動はあっても、それは弾圧からやむにやまれず行ったことであって、俗にイスラム過激派と呼ばれる人たちが行うようなテロは行なっていない。
しかし、9.11以降、アメリカがテロとの戦いを掲げると、中共はいつもの反米を棚に上げ、それに真っ先に賛同した。
それはなぜか?
ウイグル=イスラム=過激派、というイメージを利用して、ウイグル人の弾圧に、アメリカのテロとの戦いを利用しようとしたのだ。
実際に2001年以降、中共によるウイグル人の締め付けは、漢語の強制など厳しくなり、その反動もあって、2009年のウイグル騒乱に繋がっていくのである。
→ ウイグル人虐殺許すまじ 2009年07月11日 17:17
ビンラディンのおかげで被害を被ったのはウイグル人であり、利用したのは中共である。
事実ビンラディンは、ウイグル人に共感を示したこともなければ、中国と敵対したこともない。
その後もウイグル人の独立運動は基本平和的に行われている。
ラビア・カーディル氏はノーベル平和賞候補に上がったほどだ。
過剰反応している、あるいはわざと過剰に反応しているのは中共なのだ。
ウイグル人はもちろん独立したいと希望はしているが、チベットも同じで、完全な自治権がまず欲しいのである。
話し合いで解決できる余地はいくらでもある。
歩み寄るべきは中共である。
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コメント
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Re: ウイグル人とイスラム過激派
それが続き、心底絶望して、自暴自棄になった場合、最悪、漢民族との妥協無き破壊的衝突が起きる。
テロ行為は多くの犠牲者を出すが、政治的駆け引きがあるので、最低限の歯止めはある。
しかし、駆け引きなしの破壊的衝突の場合、平気で三峡ダム程度壊しかねない。
中国は自身のためにもウイグル弾圧をやめるべきだ。
( 2012年05月25日 10:55 [編集] )
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