2012年05月18日 11:50
以上引用終わり余録:「魏志倭人伝」には「男子は大小と無く、皆黥面… 毎日新聞
「魏志倭人伝」には「男子は大小と無く、皆黥面(げいめん)文身す」とあるから、当時の日本人の男は大人も子供も顔や体に入れ墨をしていたらしい。水に潜って魚をとる海人が大魚の襲撃を防ぐまじないにしたのが、後に飾りとなったのだという
▲ならば入れ墨のない者は当時の役所をクビになったのか--とは、むろん大阪市での職員への入れ墨調査を聞いて頭をよぎった妄想である。役所が職員の入れ墨の有無を一斉調査するというのもびっくりだが、「110人」という調査結果にも驚いた向きが多かろう
▲そういえば最近タトゥーと呼ばれるファッション感覚の入れ墨を就職活動を機に消す手術をする若者が多いという。欧米の映画などをまねて気軽に入れたタトゥーも、いざ職探しとなれば入れ墨がアウトローのシンボルとされてきた日本社会の市民感覚に突きあたる
▲さて映画では片肌脱いで桜吹雪を見せる遠山の金さんこと町奉行、遠山景元には本当に入れ墨があったか。放蕩(ほうとう)ざんまいの若い頃に遊び仲間と腕に桜の入れ墨をしたと記すのは元幕臣の漢学者、中根香亭だ。旗本の子弟が「武家彫り」などという入れ墨をした時代だ
▲だが香亭によれば、幕府で昇進をとげてからは常に肌着をきつくまとい、夏も脱ぐことがなかったという。さて景元は「若気の至り」を後悔したのかどうか。ともあれこと奉行としては若い時の体験ゆえに下情に通じたみごとな裁きをしたと香亭は絶賛を惜しまない
▲大阪市職員の入れ墨事情は人それぞれだろうし、何らかの措置が必要なケースもあろう。ただ未来の景元を失わぬようにするのも組織の「マネジメント」だ。
なんだこれ。
>ならば入れ墨のない者は当時の役所をクビになったのか--とは、むろん大阪市での職員への入れ墨調査を聞いて頭をよぎった妄想である。
そんな妄想はチラシの裏にでも書いとけよww
いつの話ししてんだよ。
>さて映画では片肌脱いで桜吹雪を見せる遠山の金さんこと町奉行、遠山景元には本当に入れ墨があったか。
それは諸説あるが、今となってはわからないし、なにより江戸時代の話です。
>幕府で昇進をとげてからは常に肌着をきつくまとい、夏も脱ぐことがなかったという。さて景元は「若気の至り」を後悔したのかどうか。
夏でも脱ぐことはなかったのは、入れ墨のせいなのか、別の理由なのか、今となってはわからない。
しかし、入れ墨のせいとするならば、見せてはいけないことは理解していたわけだ。
今回の大阪市の調査、これも見える位置についての調査でしかない。
→ 入れ墨調査は人権侵害と大阪市教委 2012年05月08日
他人から見える位置に入れ墨をし、しかも見せびらかすということまであった大阪の現状とは全然違うのだ。
見せる入れ墨と、普段は見えない入れ墨を、一緒くたに報ずるのはミスリードというものだ。
>ただ未来の景元を失わぬようにするのも組織の「マネジメント」だ。
未来の景元というか、景元が現代にいたら入れ墨なんか入れませんよ。
当時の武家の次男坊三男坊は「武家彫り」という入れ墨を入れる風習があった。
景元は次男だからそういうこともあったかもしれない。
でも現代、入れ墨を入れる習慣は、ごく一部の主に良くない風習ですよね。
それに、もしそれほど見込みのある人なら、普段の勤務態度で入れ墨を消すなりなんなりすれば残れますよ。
もともとクビにするのは難しいんだから。
よその心配している暇があったら、こんなコラム垂れ流して良しとしている、自分の会社の経営を心配したほうがいいですよw
ネットの記事もなかなか消せませんからね~
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