中共の侵略を挫け!

2012年05月14日 20:44

都内で大会、中国反発=アジアで初開催-世界ウイグル会議 時事通信

 世界各国の亡命ウイグル人団体を束ねる「世界ウイグル会議」(本部ドイツ・ミュンヘン)の第4回代表大会が14日、東京都千代田区の憲政記念館で開幕した。3年に一度の代表大会のアジア開催は初めて。同会議を「分裂主義組織」と非難する中国政府は、日本政府に大会開催阻止を要求。温家宝首相は13日、北京で野田佳彦首相と会談した際、この問題で強く反発した。

 2004年に設立された世界ウイグル会議の議長はノーベル平和賞候補にもなった女性人権活動家のラビア・カーディル氏。大会には125人程度のウイグル人団体代表が出席し、今後3年間の運動方針を話し合う。開会式には、たちあがれ日本の平沼赳夫代表ら日本の国会議員も出席した。 

 開会式のあいさつでカーディル氏は「中国の人権状況は日々深刻化している」と指摘。中国政府に民主化を求める中国国民や少数民族の声を聞くよう要望した上で「民族問題を解決しない限り、中国が狙い通りに国際社会で地位を確立させることは不可能だ」と強調した。

 新疆ウイグル自治区の区都ウルムチでは、09年7月に大規模暴動が発生。当局発表では197人の死者を出し、中国政府に対する国際社会からの批判が高まった。17日までの代表大会はこの暴動以来初めての開催で、厳しい立場に置かれるウイグル人の現状を世界に発信する狙いだ。
 中国外務省によると、温首相は13日の会談で、ウイグル会議と尖閣諸島問題に関し「中国側の核心的利益と重大な関心事項を尊重し、慎重かつ適切に問題を処理してほしい」と要求した。(2012/05/14-11:06)

以上引用終わり

中国共産党の圧力にめげずよく開催したな。
まあ、開催しないって拒否した時の反動のほうが大きいいけど、そういう判断できない政府だからな。
尖閣の中国漁船の一件のように。

おそらくはアメリカの後押しがあったのだろう。

さて、現在中国がチベットや東トルキスタンを弾圧しているわけだが、

 → 東トルキスタンに平和と自由を 2008年05月05日
 → ウイグル人虐殺許すまじ 2009年07月11日
 → 日本とチベットの縁 2008年03月23日

これは他人ごとではない。

この地図を見て欲しい。

china

本当の支那というのは、赤線の部分をいい、チベットや東トルキスタン、内モンゴルを侵略していったのである。
それも近代になって。

そして今、南西方面では南沙諸島でフィリピンやベトナムとぶつかっている。
東では日本と尖閣でぶつかり、南のネパールやブータンにも侵食していっている。
もっとも南は後にインドが控えているため、まだ大ぴらなことはせずにいるが…

チベットや東トルキスタン、台湾の問題は、近隣の国家の未来の問題になりうるのだ。

日本はフィリピンやベトナムと防衛面での協力を進め始めているし、そしてメコン川流域のラオス、カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイにも戦略的ODAを拠出して、中国を牽制しているが、
 → 
日メコン首脳会議:5カ国に6000億円のODA拠出合意 毎日新聞

その前に、チベットや東トルキスタンの人権問題で中国を止めなければいけない。

こんなぶっそうな話もある。
 →
英紙に暴露、ダライ・ラマ「中国が毒殺計画」 サーチナ

後手後手を踏んでいたら、あっという間に自国がチベットや東トルキスタンのようになる危機感を周辺諸国はもっている。
だからフィリピンやベトナムは日本に一生懸命働きかけているのだ。
少なくとも東アジアで中国を牽制できるのは日本だけだから。

日本はのうのうとせず、腰を据えて中国に当たらなければいけない。
まずはチベットと東トルキスタンの惨状に手を差し伸べなくてはいけない。

他人ごとではないのだから。


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コメント

  1. アジシオ次郎 | URL | -

    Re: 中共の侵略を挫け!

     ウイグルサミットを日本で開催しましたが、これを期にウイグル問題に関心を持ってほしいし、中国による民族問題はチベットだけではないことを認知すべきだと思うね。

     現在に至るまで行っているチベットやウイグルなどに対する搾取・同化政策はかつての帝国主義や今のイスラエルと同じ見えてくる。日本に対し開催を止めるよう訴える中国、これは自分たちが正義だと思い込んでいるとしか思えない!! さらにダライ・ラマ暗殺を中国が目論んでいると言う噂だが、チベット侵略を正当化する為なのかチベット独立気運を弱体化させる為か。スー・チー女史の軟禁状態を続けたが暗殺計画は出さなかったビルマ軍事政権より立ち悪いぜっての。あとは一時期の南アフリカのアパルトヘイト政権もだが(マンデラ氏を逮捕し、終身刑にして1990年の釈放までロベン島に流刑した)。

     中国に対する圧力を国際社会が積極的に加えないと、この問題は解決しないでしょう。アパルトヘイトだって国際社会の強い批判があってこそ終息に持ち込んでマンデラ氏の釈放につながったんだから。

     フィリピンやベトナムが日本に助け舟。やはり中国を食い止めるのは日本しかいないと言う思惑があるんでしょう。中国と「対立」しているインドとも連携を強化することも求められますが。

  2. かずにゃん | URL | QvfgIWC6

    Re: 中共の侵略を挫け!

    いやいや

    満州、中国東北部は支那ではありませんぜ

    古来より支那の北限は山海関からの万里の長城ですからな

    それより北は「化外の地」で支那では蛮族の土地として扱われてきたのはご存じのはず

    旧満州、モンゴル、チベット、ウイグル

    支那の土地も分割された方が「支那ヒトモドキ」のためのもよろしかろうに

    春秋戦国時代のように

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