2012年04月22日 18:13
以上引用終わり中日春秋 中日新聞コラム
映画監督の溝口健二には、背中に刀傷(かたなきず)のようなものがあったと、どこかで読んだことがある
▼関係のもつれから確か粋筋の女性に切りつけられた痕で、本人はこう嘯(うそぶ)いていたそうだ。「これぐらいのことがないと女は描けない」。名匠が吐くから、決まる台詞(せりふ)。刀傷も、場合によっては“勲章”になり得るということであろう
▼さて、前田国交相と田中防衛相に対する問責決議が二十日の参院本会議で可決された。前者は、岐阜県下呂市長選の告示前に送った特定候補支援の文書が公選法に抵触する疑いを持たれており、後者は、国会での説明能力不足など大臣としての資質が問題にされた
▼いわば野党が「許さぬ」と刀を抜いたのだから、この決議は、閣僚が受けた刀傷であろう。だとしたら民主党には、刀傷持つ人がゴロゴロいることになる。あの政権交代からまだ二年半なのに、問責決議を突きつけられた閣僚は、実に六人にもなる
▼もっとも、自民党も簡単に抜刀しすぎるきらいがある。仮に将来、民主党と立場が逆転したら意趣返しを受けるのは想像に難くない。慶応大の曽根泰教教授も本紙へのコメントでそういう「仇討(あだう)ちの連鎖」を懸念している
▼何にしても、溝口のそれとは正反対の無粋な“刃傷沙汰”である。国民そっちのけで、どう転んでも、“勲章”とはなり得ぬ刀傷だけが政治家の背中に増えていく。
は?
>前田国交相と田中防衛相に対する問責決議が二十日の参院本会議で可決された。前者は、岐阜県下呂市長選の告示前に送った特定候補支援の文書が公選法に抵触する疑いを持たれており、後者は、国会での説明能力不足など大臣としての資質が問題にされた
十二分に問責に値すると思いますけど。
これが問責でなかったらなにで問責するんだっていうくらいに。
>あの政権交代からまだ二年半なのに、問責決議を突きつけられた閣僚は、実に六人にもなる
といいながら、今や死語となった「任命責任」を責めるではなく、
>もっとも、自民党も簡単に抜刀しすぎるきらいがある。仮に将来、民主党と立場が逆転したら意趣返しを受けるのは想像に難くない。
ジミンガーって…
お前ら自公政権の時ということ変わり過ぎだろ。
どちらかというと、今自民党がやっていることが意趣返しじゃねーか。
そのつもりがあるかどうかは知らないが。
それに、次回以降の選挙で民主党は第2党にもなれないから、もう“意趣返し”はできないよw
残念でしたw
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