光市母子殺人事件に判決

2012年02月20日 16:50

母子殺害、元少年の死刑確定へ=犯行時18歳上告棄却-裁判官1人反対意見・最高裁 時事通信
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/yamaguchi_hikari_murder/?1329718139

 山口県光市で1999年4月に起きた母子殺害事件で殺人と強姦(ごうかん)致死などの罪に問われ、差し戻し控訴審で死刑を言い渡された当時18歳の元少年の差し戻し上告審判決で、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は20日、被告側上告を棄却した。元少年の死刑が確定する。

 死刑が確定するのは、光市の無職福田(現姓大月)孝行被告(30)。犯行時少年の死刑が確定するのは、昨年3月に最高裁で上告が棄却された連続リンチ殺人事件の3人以来。

 宮川光治裁判官は、死刑判決を破棄し、改めて審理を高裁に差し戻すべきだとの意見を述べた。死刑判決での反対意見は極めて異例。(2012/02/20-15:26)

以上引用終わり

至極当然の判決。
あらためて亡くなられたお二人のご冥福をお祈り致します。

この裁判では色々なことがあった。

被告のとんでもない手紙が出てきたり、弁護団の荒唐無稽な論理が展開されたり…
その具体的な内容は、ここでは書かない。
ブログが汚れるから。

そんな色々なことがあろうとなかろうと、何の罪もない二人を、単なるおのれの欲望だけで殺害した罪は、死をもって贖うしかない。

犯人の更生とか、後悔とか、一体それがなんだと言うんだ!

犯人の人権は擁護され、名前も出ず、一方被害者は実名で報道され、幾度もいくども日本国中に殺害された様子が報道される。

亡くなった被害者に人権はなく、加害者と平等ですらない。
もとより、亡くなったものと生あるものでは、平等になりえない。

この不条理を少しでも正すために死刑は存在するのだ。

罪なきものが殺され、罪を犯したものが生き残る、そのような世の中に、正義があるはずがない。


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コメント

  1. アジシオ次郎 | URL | -

    Re: 光市母子殺人事件に判決

     死刑判決は当たり前だと思います。自分の身勝手で何の面識もない母親と乳児を殺害し、その後も事件を反省するそぶりすら見せない姿勢と、弁護団による荒唐無稽な三文芝居と死刑廃止プロパガンダ、紆余曲折を経てこの判決ですが、事件発生から13年と言う年月を考えると正直言って長すぎます。これは日本の司法制度を問いたくなるようなものでもありましたね。

     加害者の人権が守られ被害者の人権は悪用される、こんな歪な社会では正義などあるわけがない。特に少年犯罪はそれが躊躇に表れている、凶悪犯罪を犯した者は例え未成年でもアメリカみたいに名前を顔をニュースや新聞でバンバン出していいくらいだ!!
     被告の人権より凶悪犯罪から社会を守るのが常識だろうが!! 事件の残虐性と社会に与えた影響を考えれば極刑は当然。もう一つ、私は思いますが、これを機に少年法廃止を考えるべきだと思います。未成年が犯罪起こしても少年法でスポイルされて無罪放免、不祥事起こしてもすぐに何もなかったかのように復帰する芸能界と変わらないですよ。

     この死刑判決は当然、本村洋さんの長い戦いも一区切りついたと言えます。
     ちなみにこの話題は私のブログでも扱ってますので、よろしければ見に来て下さいませ。

  2. グリッティ | URL | l7H4TccY

    アジシオ次郎様

    コメントありがとうございます。

    何歳から責任能力を持たせるか、というのはなかなか難しい問題です。
    それと殺人のような凶悪犯罪とその他の犯罪ではまた違ってきますから、なんでも厳罰、公開、というわけにもいかないと思いますよ。

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