2012年02月01日 08:50
これは「自由報道協会」という団体(上杉隆で有名ですね)が作った、第1回 自由報道協会賞という賞の授賞式の様子です。
その中で、大賞(日隅一雄賞)のプレゼンターとして、日隅一雄が挨拶をしているところから始まるようになっています。
その内容が、おぞましいほどひどい!
書き起こし
「はい、どうもありがとうございます。日隅一雄と申します。この度はこのような名誉ある賞の冠をつけさせていただいたうえに、プレゼンターとして呼んでいただきありがとうございます。
これまでに登場されたプレゼンターの方々が有名な方々で、「なんなんだ、こいつは」、ということで、私は昨日、東電の前でチベットの高僧のようにですね、火を、自殺をして私の名前を上げたほうがいいのかなと、悲愴な決意でここに来ているわけなんですが、真面目な話、数年前から私はブログの方で第二次大戦のこととか、それから、いろいろ、われわれが忘れてはならないことをずっと書き続けてきました。
そのなかで今回大きな事故が起きて、この東電の事故も決して忘れてはならないという意味で、私の活動をみていただいて名前をつけていただいたのではないかと思って、非常に光栄に思っております。
さきほどから、自由報道協会がいつまで続くのかという話があるんですが、ぜひ、50年、100年と、孫子の代まで、続けていただきたいと思っております。もし、途中で止まるようなことがあったら私は化けてでたいと思っておりますのでよろしくお願いします。」
彼の論法はこうだ。
自分は知名度が低い → だから、名を上げるために東電の前でチベットの高僧のように焼身自殺をしたほうがいいくらいだ そして、場内爆笑
自由報道協会の幹事長はこのあと、これを「渾身のギャク」と評したそうだ。
あまりにもひどすぎる!
チベットの高僧は、有名になるために焼身自殺をしているのではない!
抗議のため、やむにやまれずやっているのだ!
それをこの様なかたちで引用し、笑いながら話し、また会場の奴らも笑う…
これはなんだ!
彼はがんで余命宣告を受けているそうだが、それがなんだ。
それなら何を言ってもいいのか?
生き続けられる命を散らさねばならないチベットの人々の気持ちは、癌になったからといって推し量れるものではない。
現代の我々が、神風特攻隊の気持ちをうかつに語れないように。
前々から胡散臭い団体だとは思っていたが、胡散臭いを通り越して、馬鹿の集まりだとよくわかった。
以下の例を見てもな。
この賞のうちの「記者会見賞」だって、他の賞はみんなノミネートがあって投票で決まっていたのに、小沢一郎だけは最初から受賞が決まっていた。(のちに取り下げ)
奴らは報道の自由、自由と『自由』にこだわっているようだが、『自由』ってなんだろうね、好きな様にやることを『自由』というのかね?
「人々が自由を叫ぶとき、彼等は放縦を意味するのだ」 by ミルトン
他人の尊厳を奪う自由は、誰にもない。
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