まだ続く避難所生活

2011年12月24日 21:48

宮城県内の避難所 すべて閉鎖 NHKニュース

東日本大震災の被災者のため、震災直後から開設されていた宮城県内の避難所が、22日、すべて閉鎖されました。

宮城県では、震災の発生後、最大で32万885人が避難生活を余儀なくされ、1次避難所となった施設は1323か所に上りました。
その後、仮設住宅の整備が進んだことや、厳しい避難所での暮らしを解消するため、ホテルや公営住宅が「2次避難所」として提供されたことから、避難所は次々と閉鎖され、22日までに残っていたのは、気仙沼市の1か所だけになっていました。
最後の避難所は気仙沼市民会館に開設されていたもので、自宅の修理や賃貸住宅が空くのを待っていた4世帯5人が暮らしていましたが、22日、5人全員が退去し、これで宮城県内の避難所はすべて閉鎖されました。
気仙沼市は、市が提供するホテルの部屋で暮らしている人についても、年内に仮設住宅へ移ってもらえるよう調整しているということです。
一方、岩手県内の避難所は10月までにすべて閉鎖されましたが、福島県内には今も1次避難所が2か所残っていて、16人が生活しています。

以上引用終わり

菅のばかが、「お盆までに仮設住宅に全員入居させる」と言ったのが5月1日。
→ 仮設住宅、お盆までに必ず全員入居~菅首相 日テレNEWS24

しかし、お盆は遠く過去に過ぎ去り、年の瀬も迫った22日、ようやく宮城県で避難所生活を送る人がいなくなった。
ここまで本当に大変だったろう。

ともあれ、年末年始をプライベートな空間がもてる仮設住宅で過ごす事が出来るようになったことは良かった。

福島県内には今も1次避難所が2か所残っていて、16人が生活しています。

この16人の方々も年内に何とかならないのだろうか?
早急に対応してあげてほしい。

現実には、仮設住宅などに移れても、生活再建が出来たわけではない。
阪神淡路大震災の時、私の友人一家は、仮設住宅の取り壊し期限ぎりぎりまで、生活のめどが立たず、仮設住宅を出る事が出来なかった。

全ての人が生活の基盤を得る事が出来て初めて、“復興した”、と言えるのだ。
雪が吹きすさぶ中、避難所で生活している人がまだいる事を。我々は忘れてはいけない。


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