最後の火葬終わる‐気仙沼‐

2011年11月20日 16:29

東日本大震災:最後の仮埋葬地、3遺体を火葬へ--宮城・気仙沼 毎日新聞

 東日本大震災で亡くなった方が土葬(仮埋葬)されている宮城県気仙沼市の仮埋葬地で19日午前、最後まで残っていた3遺体が掘り起こされた。午後に荼毘(だび)に付され、県内で土葬されたすべての犠牲者の火葬が終わる。

 県内では津波犠牲者の火葬が追いつかず、2108体を土葬した。順次火葬(改葬)したが、すべて終えるのに8カ月以上かかった。気仙沼市では火葬場脇のグラウンドに設けた仮埋葬地に208体を土葬し、この日改葬した3体のうち1体は今も身元が分からない。遺体を新しいひつぎに納めてきた葬祭業者の皆川江莉子さん(29)は「世の中は『復興』にばかり注目するけれど、ここの現実をいつまでも忘れないでほしい」と話した。【丸山博】

以上引用終わり

マスメディアの報道量もすっかり少なくなった被災地「気仙沼」では、ようやく最後の火葬を終えた。

情報を目にしたり、耳にしたりしなければ、過ぎ去ったこと、終わったことのように思ってしまうが、現実は、誰かが何かをしなければ、厳然と動かずそこにあるだけだ。

ここに、11月の気仙沼の様子を捉えた動画がある。



これが現実だ。

7万人以上の方が今も避難生活を送られている。

「世の中は『復興』にばかり注目するけれど、ここの現実をいつまでも忘れないでほしい」

日本人ならこの現実を忘れてはならない。


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コメント

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  2. グリッティ | URL | l7H4TccY

    1のコメ主様

    コメントありがとうございます。

    阪神淡路大震災の時、地元の新聞テレビはずっと状況を報じ続けましたが、東京をキーとする主要メディアは、早々に次の話題に移って行きました。
    まるで「大震災」というソースを喰い尽くして、ネタが古くなった言わんばかりに…

    私は当時、その様子を口惜しく見ていました。
    だから私はずっと「東日本大震災」を取り上げ続けます。
    例え蟷螂の斧のような抵抗でも。

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