『公約忘れろ』by黒岩知事

2011年10月08日 11:50

「忘れて」太陽光200万戸公約、知事が撤回 読売新聞

 神奈川県の黒岩祐治知事は7日、知事選以来掲げてきた「4年間で200万戸分の太陽光パネル設置」とする公約について、「あのメッセージは役割を終えた。忘れてほしい」と述べ、撤回した。

 県議会予算委員会終了後、県庁内で記者団の質問に答えた。今後は数値目標にこだわらず、2020年度までに県内の消費電力量に対する再生可能エネルギー発電量を20%以上とする「かながわスマートエネルギー構想」を推進していくという。

 公約について知事は、「200万戸だろうと180万戸だろうと、全部の家にソーラーパネルを付けるんだというメッセージ性を大事にした」と釈明。専門家と協議して練り上げた新構想を、9月12日の県議会本会議で打ち出した段階で、「4年間で200万戸分」の公約を「リセット」したという。知事は今後、新構想について理解を得るため、県民との意見交換会などで説明していくという。

 知事は予算委でも、公約を巡って苦しい答弁に追われた。

 選挙戦で「200万戸分」と掲げた理由を、「『これからは太陽経済の時代』と訴え、分かりやすいメッセージにするためだった」と説明。やはり知事選以来使ってきた「太陽経済」という言葉については、「太陽によって風が生まれ、雨が降る。風力発電も水力発電も、自然エネルギーすべてが含まれる。日本のエネルギー構造を変えようとの思いを込めた言葉だったと解釈してほしい」と語った。

 知事は「旗を振るのが自分の役目」と、かたくなに公約にこだわってきたが、行政の長として厳しい現実に目を向けざるを得なくなった格好だ。昨年度、県内で新設された太陽光パネルは約1万戸分。今年度は8月までの5か月間で既に約8200戸分と、前年度を上回るペースで設置が進んでいるが、新構想の実現のためには、あと3年半で54万戸分以上の設置が必要で、実現に向けた道のりは容易でない。

(2011年10月8日08時46分 読売新聞)

以上引用終わり

なにこれバカにしてんのか、神奈川県民じゃないけど。

「4年間で200万戸分の太陽光パネル設置」とする公約について、「あのメッセージは役割を終えた。忘れてほしい」

勝手に役割終わらすなよ、選挙公約だろ。
「忘れてほしい」とか、なんという傲慢な言い方。
撤回するなり、修正するなりしろよな。


専門家と協議して練り上げた新構想を、9月12日の県議会本会議で打ち出した段階で、「4年間で200万戸分」の公約を「リセット」したという。

「リセット」って政治はゲームか!

選挙の時:「神奈川全戸200万にソーラーパネルを自己負担なしでつけます!」
 ↓
今回:「中長期目標で自然エネルギーを20%にします。ソーラーパネルは55万戸です。自己負担なし?なにそれ?」

ソーラパネル持ってまで選挙戦してたのにな。
「夏の電力需要の問題もソーラーで解決する」とか言っちゃって。
そんなことできるわけ無いじゃん。
お花畑もいいとこ。


選挙戦で「200万戸分」と掲げた理由を、「『これからは太陽経済の時代』と訴え、分かりやすいメッセージにするためだった」と説明。やはり知事選以来使ってきた「太陽経済」という言葉については、「太陽によって風が生まれ、雨が降る。風力発電も水力発電も、自然エネルギーすべてが含まれる。日本のエネルギー構造を変えようとの思いを込めた言葉だったと解釈してほしい」と語った。

『太陽経済』とか恥ずかしいからやめれw
中学生かw

所信表明でも

 脱原発で太陽光の時代へ!神奈川からエネルギー革命を起こすのです。目指すは「太陽の神奈川」です。「太陽の神奈川」を県民総力戦で実現していこうではありませんか。

神奈川県庁HPより

神奈川県民の皆さ~ん、「太陽の神奈川」らしいよww
恥ずかしいね~w

自然エネルギーを推進するのはいいんだけど、現実に立脚して考えてくれ。
イメージだけで太陽光に飛びつくお花畑の発想を政治に持ち込むのは勘弁してくれ。


人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ 太陽(笑)と思われた方はクリックを!
FC2 Blog Rankingへ
関連記事
スポンサーサイト





コメント

  1. セシウム桃を食べることの意義 | URL | 8LhTbjOY

    米軍が立ち入れなかった地域

    全国さんま棒受網漁業協同組合(全さんま)は7日の理事会で、
    操業自粛としていた福島第一原発から半径100キロの海域を
    操業禁止にする、と決めた。現在のサンマ漁は北海道東部が中心だが、
    群れが南下し、今月中旬にはこの海域に入る。

    同組合は「水揚げされるサンマの安全性をより高めるため」としている。

    さらに、同原発から100キロ以上離れている福島東方沖や、
    200キロ離れた銚子沖でも、今月中旬から11月上旬にかけ、
    捕獲されたサンマの放射性物質を検査し、結果が出るまで
    操業を自粛することも決めた。

    全さんまなどによると、サンマの群れの南端が今月、岩手県宮古沖
    約90キロの海域に到達し、三陸の一部漁業関係者から、安全性が
    確認され次第、自粛範囲を縮小するよう求める声が出ていた。

    一方で、風評被害を恐れる北海道東部の水産加工業者らは逆に規制強化を
    求めており、「北海道サンマ産地流通協議会」は6日、同原発から
    100キロの宮城県金華山より南の海域でとれたサンマの水揚げを
    拒否するよう道東部の市場に要望していた。

    ◎社団法人 全国さんま棒受網漁業協同組合(全さんま)
    http://www.samma.jp/

    米軍でさえ80キロ圏内に入れなかった海域であることからも当然の結果である。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://andreagritti.blog112.fc2.com/tb.php/1313-8bc567a5
この記事へのトラックバック


最近の記事