オバマ「ノダは会話できた」

2011年09月24日 15:50

オバマ氏「彼とは仕事ができる」=首相を評価-同行筋明かす 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110923-00000047-jij-pol

 【ニューヨーク時事】21日の野田佳彦首相とオバマ米大統領との首脳会談後、大統領が首相について「彼となら仕事ができる(I can do business with him)」と語っていたことが分かった。大統領周辺から日本政府関係者に伝わってきたもので、首相同行筋が22日、明らかにした。

 大統領の発言は「彼とは取引できる」とも訳され、初の首脳会談で大統領が首相を評価し、個人的な信頼感を示したものと受け取れる。ただ、首相がその信頼に応えることができるかは、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題などの取り組み次第だ。(2011/09/23-12:13)

以上引用終わり

社交辞令でもあり、プレッシャーを掛けられたのでもある。

まあ、全員二人が会話もままらなかったから、オバマ大統領も「普通に会話できる奴がきた」と思ったのかもしれないがw



これと同じ言葉を、1983年、当時の英国首相マーガレット・サッチャーが、アメリカ大統領レーガンに対して、のちにソビエト共産党の書記長になるゴルバチョフを評して言っている。

これを聞いたレーガン元大統領は、その後書記長となったゴルバチョフ氏と仕事を進め、東西冷戦終結という大仕事をやってのけた。

時代が人を作るのか、人が時代を作るのか、この当時の各国首脳と比べ、今の指導者たちのなんと小粒なことよ。
資本主義経済が失速するかどうかという瀬戸際に立っているというのに。

「I can do business with him」 だって、サッチャーが、権力を握る前のゴルバチョフを評して、レーガンに伝えたのと、今回じゃスケール感と言うか、何かが違う。
サッチャーの洞察力、それを信じたレーガン、期待に応えたゴルバチョフ。
上質の演劇で、上手い役者が演じているようなシーンだ。
それに比べれば今回は三文芝居。
何もかもが軽い。

その中でも一段と役不足の野田総理。
世界や日本の危機に対処するずっと前の段階から始めないといけない状態の、民主党・政府。
失言しないようにする、誠心誠意国民と向き合っているようみせる、党内や野党との協力関係を構築する、外交上の約束は守る、そういう基礎的なことを気にしなければいけない。
仕事以前の問題ですね。

それでもやっていかねばならないんでしょうけど、なぜそこまで逆戻りしなければならなかったのか。
つくづく政権交代の無意味さを思い知らされる。

まだ普天間が政治問題として残っているなんてね。


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