台湾と日本の絆

2011年08月27日 11:46

1999年9月21日早朝、台湾南部を巨大な地震が襲った。
台湾大地震(921大地震)である。


921大地震

この時、もっとも早く救援に駆けつけたのが、日本の救助隊であった。
先乗りの1名は、発生当日の現地時間16時20分には台北に到着していた。
続く第一陣15名は、同日の20時50分には台北に入り、以降続々と現地入りしている。

いかに日本と台湾の距離が近いとはいえ、この編成、準備の早さは驚異的である。
また、合計145人という人数は、各国救援隊の中で最多であった。

台湾に入った救助隊は、寸暇を惜しみ現地入りすると、昼夜を問わず救助活動にあたった。
その時、多くの台湾人の胸を打ったのは、残念ながら助けられなかったご遺体の前で、整列して頭をたれ、黙祷する日本救助隊の姿である。

四川大地震の時もそうであったが、中華にはないこの風習・文化に、多くの人が感動した。

四川大地震黙祷
※この画像は四川大地震の時のものです。

日本救助隊が、役割を全うし、帰国のために台湾・桃園空港に現れた時、驚くべきことが起こった。

税関の職員が全員総立ちになって、深々と最敬礼し、職員や空港にいた人々から、期せずして拍手が沸き起こったという。
その光景を見守る人々の中には、感涙に咽ぶ人もいた。

日本救助隊の行動と、その中にある気持ちが、台湾の人々を揺り動かしたのである。

その台湾の人々の思いは、今年、東日本大震災に襲われた日本に、桁外れの200億を超える義援金という形で日本に還されたのだ。

両国を繋ぐ心と心のやりとり、次は日本の番である。
まず、日本はこの災害から見事に立ち直って見せなければならない。
台湾の人々の気持ちに応えるためにも。


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参考文献
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コメント

  1. 憂国子 | URL | ghSpkSY.

    Re: 台湾と日本の絆

    今回の震災時にも、3.11の夜~台湾の皆さまがNetで、呼びかけ動画を
    作って下さった。日本語で・・・台湾の小学生も「日本!加油!」メッセージ
    も、皆・・動画に保存されております。

    「国旗の重み」「台湾の花咲かじいさん」動画は、日本人以上に日本人の魂を感じた。今でも募金活動をして下さっている。

    今、その台湾が、政治もそうだが、台風が接近中で危惧しております。

    どうか、被害の出ない事を心より願って止みません。早めの避難をお願いします
    金 美齢さんも、日本のために頑張って下さっている。

    日本人・何処が大事な国か?もう既に気付いていて下さるでしょう~!
    「台湾・加油~!」

  2. まりん | URL | EvmDRqhQ

    Re: 台湾と日本の絆

    これだけの規模の救助隊を迅速に派遣したのも、自民党政権ならではと思いますね。

    稚拙な民主党政権ではできないことだったでしょう。

  3. グリッティ | URL | l7H4TccY

    皆様コメントありがとうございます。

    憂国子様

    大切にすべき国はどこか、日本人もだんだんわかってきているように感じます。
    東日本大震災は大変な悲劇でしたが、そのことに気づかせてくれました。


    まりん様

    決断のスピードが問われますからね。

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