親子グマ射殺に抗議殺到

2010年10月28日 20:11

親子グマ射殺に抗議殺到 困惑する福島県西会津町 共同通信

 全国でクマの出没が相次ぐ中、親子グマ2頭を射殺した福島県西会津町に「かわいそう」と抗議する電話やメールが相次いでいることが28日、町への取材で分かった。町はクマよけ装置設置など対策を進めているが、入り込むのを防ぎきれない。住民の安全確保と野生動物保護の間で山あいの町は困惑するばかりだ。

 西会津町では18日夕、住宅の庭にある柿の木で親子グマ3頭が見つかった。人の出入りが少ない夜間という事情も考慮し、町は山へ逃がすことを最優先。柿を食べ、19日未明に木から下りた3頭を誘導して山林に追い返した。町には「良かった」と対応を評価する声が寄せられた。

 23日朝には住宅近くの空き地で、18日とは別とみられる親子グマが柿の木にいるのを住民が発見。町は住民の安全を優先し、地元猟友会会員が2頭を射殺した。町には23日から抗議が殺到している。件数は明らかにしていない。

2010/10/28 16:30 【共同通信】

以上引用終り

「かわいそう」なんて抗議をしている人も、ちょっとニュースの流し方を変えれば、「なぜ早く射殺しないんだ!」っていう抗議をするようになります。

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動物もののテレビを見ていると、動物の親子に焦点を当てて、ドキュメンタリー風に流すようなやつ、よくありますよね?

もしインパラ ↓ の親子が主人公なら、獰猛なライオンに追われるインパラ親子を応援しますね?
インパラ
「ガンバレー逃げてー」てな感じで。

ところがどうでしょう

ライオンの親子が主人公の場合、お腹をすかした子ライオンのために頑張る母ライオンを応援し、「それインパラ捕まえろ!ヤッターこれで子供たちに食べ物が」って喜びます。

実はこれ、どっちも同じ場面だったりします。

人間はその視点によって、感情移入する先を変えますから、このニュースでも、熊視点であるため、見ている視聴者は熊の親子に感情移入し、「かわいそう」なんていいますが、もしこれを近所で怯える人間視点で流せば、間違いなく「すぐ熊を撃ち殺せ!」って話になります。

熊に怯える少女なんて出した日にゃ、町役場に抗議殺到です。
「なんで撃ち殺さないんだ!」ってね(笑)

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コメント

  1. 素浪人 | URL | wUO664RY

    人間の安全を優先するのは当たり前田のクラッカー

    町役場を非難する連中は、目の前にソラ恐ろしい怪物が迫った状況を想像もしてないんでしょう。人間の命がかかってるのに、可哀そうも何も無いですよ。これだから、綺麗事を平然と他人に押し付ける馬鹿どもは困りますね。

  2. 慶次郎 | URL | kU3g/2a6

    Re: 親子グマ射殺に抗議殺到

    自分の子供が襲われれば「熊」を射殺してくれと誰でも言うでしょうね。

  3. 通りすがりさん | URL | -

    Re: どちらの視点で報道するかを見れば、メディアの主張が分かりますね。

    人里に出てくる親子熊

    熊に怯える少女



    増殖する在日親子

    中国人に乱暴される若い女性



    単に並べただけです。

  4. グリッティ | URL | l7H4TccY

    皆様コメントありがとうございます。

    素浪人様
    遠くできれいごとをいうというのは、サヨクさんとよく似た思考法ですね。

    慶次郎様
    自衛隊に護衛を頼んだピーズボートみたいなもんですね。

    3のコメ主様
    ですよね~

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