2009年09月18日 12:54
世界初の成功 NASAも称賛
2009.9.18 09:48
18日早朝、国際宇宙ステーション(ISS)への無人物資補給機「HTV」がISSのロボットアームによって捕まえられると、宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センターの管制室で息を詰めて見守っていた管制員らは拍手と歓声、ガッツポーズなどで喜びを爆発させた。
「ロボットアームを使っての結合は世界の宇宙開発に新しい道を切りひらく。(HTVは)7機を打ち上げるが、今回だけでも非常に多くのことを学んだ。この積み重ねは(独自の)有人飛行にもつながる」
約9時間半にわたり、筑波で管制チームを率いたJAXAの山中浩二・フライトディレクター(41)は高揚した表情で成功の意義を強調した。
ともに秒速約8キロで飛行するISSへのHTVの接近は、わずかなミスでも大事故につながる。ロボットアームによる宇宙船の捕獲は世界の宇宙開発史上初めてで、HTVの正確な接近が成功の鍵だった。
米航空宇宙局(NASA)の関係者も「完璧(かんぺき)な成功だ。素晴らしい」と称賛し、ISSではドッキングを待たずに飛行士らが乾杯をした。
成功の背景には、今月11日にJAXA種子島宇宙センター(鹿児島県)からHTVを軌道投入させた新大型ロケット「H2B」の存在も欠かせない。日本の宇宙技術の集大成で臨んだHTVは、関係者も驚くほど順調にスケジュールを消化している。
以上引用終わり
>管制室で息を詰めて見守っていた管制員らは拍手と歓声、ガッツポーズなどで喜びを爆発させた。
関係者の方々、本当におめでとうございます。
そしてありがとうございます。
日本の上げたHTVが宇宙空間を進み、宇宙ステーションにドッキングする。
これだけでも大感動もんです。
>ロボットアームを使っての結合は世界の宇宙開発に新しい道を切りひらく。
>>ロボットアームによる宇宙船の捕獲は世界の宇宙開発史上初めてで、HTVの正確な接近が成功の鍵だった。
しかも世界初ですからね!
>ともに秒速約8キロで飛行するISSへのHTVの接近は、わずかなミスでも大事故につながる。
映像で見ていると分かりにくいが、双方共に動いていて、しかも広大な宇宙空間で結合するのは大変なこと。
たとえば地球上のどこかにいる走っている自動車に、自分も自動車で近づいって、至近距離で同じ速度を保ち、窓からものを手渡すよりはるかに難しい。
少ない予算の中で奮闘し、米露欧に肩を並べた関係者のご努力に改めて敬意を表します。
有人飛行へも夢が広がる一瞬でした。
ありがとう。
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