2012年02月29日 13:13
以上引用終わり発砲2警官に無罪=「殺意、違法性認められず」-男性死亡の付審判・奈良地裁 時事通信
奈良県大和郡山市で2003年、逃走車に警察官が発砲し助手席の男性が死亡した事件で、付審判決定で殺人と特別公務員暴行陵虐致死の罪に問われた県警警部補萩原基文被告(35)=当時巡査部長=と、巡査部長東芳弘被告(35)=同巡査長=の裁判員裁判の判決が28日、奈良地裁であった。
橋本一裁判長は「両被告に殺意があり発砲を違法とするには、いずれも合理的疑いが残る」と述べ、両被告に無罪(求刑はともに懲役6年)を言い渡した。
付審判事件の裁判員裁判は初めて。治安維持を担う警察官の拳銃使用が殺人罪に問われたのは異例で、その職務行為の是非を市民が判断した初のケースとなった。(2012/02/28-20:24)
この事件、発生した時とかには気がつかなかったので、今回の記事で初めて知ったのだが、色んな所の記事読んでも、この逃走車、なんで逃走していて、運転手が何をやって、射殺された助手席の男は関与しているのか?そのあたりがなかなか出てこない。
「この裁判はめちゃくちゃだ。こっちの言い分を全く聞いていない。腹が立って、悔しくてしょうがない」
という遺族の声は大概出てくるんだけどね。
色々なところの記事を繋ぎ合せると、
この運転者と助手席の男は先輩後輩。
毎日新聞亡くなった助手席の高壮日さん(当時28歳)は、同じ中学校の先輩。事件当日、高さんから誘いの電話があり、奈良県に遊びに行ったと説明した。
そして運転手は覚せい剤をやっていた。
産經新聞逃走車の運転手は当時、覚醒剤を使用。
車上狙いの疑いで追いかけられ逃走中。
FNNニュース車上狙いの疑いで追跡中の車に発砲
運転者は信号無視で追いかけられていると思っていた。
毎日新聞弁護側に「なぜ逃げたのか」と聞かれ、「信号無視をして追いかけられていると思った。刑務所に行くのがいやだったので必死に逃げた」。
逃走の様子については
逃走車両について「国道24号線の中央付近を一般車両をかき分けるようにして、140キロ以上で走行していた」
毎日新聞逃走車両は急発進を繰り返しながら前後に動き、「前にいた別の警官がはねられると思い、守るために(運転手の腕を狙って)発砲した。周囲の市民にも危険が迫っていた」
発砲時、運転手は、逃走をやめ、手をあげていたと、主張しているが
産經新聞車の窓ガラスには遮光フィルムが張られ、内部の様子はうかがえない。
しかも、運転手は
毎日新聞事件の詳細について覚えておらず、事件後、記憶障害と診断されており、証言の信ぴょう性に疑問も残った。
いくら調べても、死亡した男性が、車上狙いや覚せい剤、逃走時にどう関与したかが出てこないが、逃走を止めもしなかったようなので、推して知るべし、だろう。
なんでこんなに書かないの?
撃たれて死亡し、裁判になっているなら、なんで撃たれるに至ったのか。
そこを書かなければ原因がわからない。
なのに遺族の声はしっかり載せてるし。
ヤク中の暴走自動車止めるために発砲した警察官が、罪に問われるなんておかしい。
裁判になる事自体が変だ。
取逃せば、何の罪もない人が被害に合うかもしれない。
実際ぶつけられた人たちや車上荒らしあった人は被害に合っているし。
これ以上の被害を未然に防いだ警察官は、むしろ顕彰すべきだ。
警察官がどんな気持ちで発砲を命じているか、以下をよく読めと言いたい。
弁護側の尋問で、巡査部長は逃走車両の前方で停止を求めたが、前進してきたと説明。「拳銃使用しかないと思い、(部下に)『撃て』と叫んだ」と話した。逃走車両を止めようと必死だったと証言する場面では、思わず声を詰まらせ、その気持ちを「警官や市民が助かったという感無量の思いがこみ上げてきた」と話した。
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