インフレで喜ぶの金持ちだけと野田

2012年11月25日 19:48

野田総理VS安倍総裁 金融政策や「国防軍」で応酬 テレ朝ニュース

野田総理大臣と自民党の安倍総裁は、テレビ朝日の番組に出演し、金融対策や自衛隊の国防軍化などについて議論を戦わせました。

 野田総理大臣:「安倍さんのおっしゃっていることは極めて危険です。なぜなら、インフレで喜ぶのは誰かです。株を持っている人、土地を持っている人は良いですよ。一般の庶民には関係ありません。それは国民にとって大変、迷惑な話だと私は思います」
 自民党・安倍総裁:「びっくりしましたね。税収も名目経済が上がらなければ、税収は上がらない。そのことが総理には基本的に分かっていなかったということが驚きですね」


以下略

以上引用終わり

おいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
どうすんだこんなこともわかっていなくてぇぇぇ
総理だぞ総理。

「安倍さんのおっしゃっていることは極めて危険です。なぜなら、インフレで喜ぶのは誰かです。株を持っている人、土地を持っている人は良いですよ。一般の庶民には関係ありません。それは国民にとって大変、迷惑な話だと私は思います」

インフレというのは物価が上がるのだから、現金をもっている人は損をする。
100万の現金をもっていても、100万円の価値が相対的に小さくなるのだから損なのだ。

例えば大卒の初任給は今から60年くらい前は1万円そこそこだった。
それが今では20万位になっている。
60年前は1万で生活できるような物価だったわけだから、それだけ今は物の値段が上がった訳だ。
つまりこの例でいくと、この60年で1万円の価値は1/20になったことになる。

60年前に就職した人が、初任給を使わず現金で大事に取っていたとしたら、そのお給料ではとても1カ月生活出来ないよね。

だから、現金ではなく、物に資産が移動する。
土地や株やら、物を購入するようになる。
現金で持っていても損だからだ。

60年前に1万円を使って、良い物を買っておけば、その物の価値は、60年後20万円以上あるかもしれない。

こうやって投資や消費が増えれば、当然経済活動が活発化し、景気が良くなるのだ。

だから資本主義経済を行っている国は、当然のごとく“インフレ”を目指す。
“インフレ”こそが、資本主義の生命線だからだ。

金持ちも庶民も関係ない。

インフレで喜ぶのは金持ちではなくて、借金のある人だ。
借金が小さくなっていくから。

つまり大赤字の日本の財政にとってもインフレは有難い。

こんな認識でこいつ、消費税も上げようとしてんだぜ。
うすら寒くなるわ。
恐ろしい…

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増税で社会保障の不安はなくなりません!

2012年03月30日 08:50

野田首相「増税で経済活性化も」 参院総務委で意義強調 産經新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120329-00000569-san-pol
2012.3.29 14:17

 野田佳彦首相は29日の参院総務委員会で、30日に閣議決定する消費税増税関連法案に関し「消費税を引き上げることで社会保障の将来像に不安がなくなり、消費が喚起され、経済が活性化される可能性もある」と述べ、社会保障財源としての消費税増税の意義を強調した。

以下略

以上引用終わり

また言ってる。

じゃあ100歩譲ってそういうことがあるとしても、消費税を8%や10%に上げた所で、社会保障の将来像に不安がなくなるか?

え、なくなるかってーの。

毎日新聞の世論調査の結果を見てみろ。

年金や医療、介護など社会保障制度の将来に不安を感じるとの回答が92%に達した。一方、政府が検討する消費増税で社会保障が安定すると思うかを聞いたところ、「思わない」が79%を占め、「思う」は17%にとどまった。

毎日新聞

社会保障に対する不安は、年金に対する不信感がひとつ、これは年金制度・運用の不備から来たもので、いまだ解決していない。
もう一つは、少子化に伴う人口減少という社会全体の問題で、先行きの不透明感から、社会保障が先細りするという予想があり、社会保障に期待せず、貯蓄をするという行動になって表れている。

いずれも税収がどうという問題ではなく、行政への不信と政治の不作為が原因だ。

今増税を議論することは、行政への不信と政治の不作為をさらに助長するだけ。
行政のスリム化も、社会構造をどうしていくかの政治的決断もなされていないのだから。

これでは決して社会保障への不安はなくなりはしない。

それなのに、
可能性ある

とかいう薄弱たる根拠で、増税という、経済を殺しかねないことをやってのけようというのだから恐れ入る。
死んで詫びても責任取れないんだぞ。
わかっているのか、この男は。


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『立場なしの機会はある(キリッ)』

2012年03月28日 08:50

首相、各国首脳との会談なく=存在感低下も-核サミット 時事通信

 野田佳彦首相はソウルで26、27両日開かれる核安全保障サミットに出席し、東京電力福島第1原発事故の教訓を踏まえた原発の安全策を訴える。ただ、国内日程を優先するため、現地の滞在時間はわずか。李明博韓国大統領やオバマ米大統領ら各国首脳との個別会談の予定もない。北朝鮮情勢が緊迫する中、日本の国際的な存在感の低下は否めない。

 首相は26日、参院予算委員会の集中審議に夕方まで出席した後、夜に羽田発の政府専用機でソウル入りする。各国首脳の夕食会には間に合わないため、宿泊先のホテルに直行する。翌27日午前に核サミットに参加し、同日夕には帰国する。現地滞在は約18時間だ。

 首相の日程に余裕がないのは、民主党内で事前審査が続く消費増税関連法案について、政府が27日中の閣議決定を目指しているため。藤村修官房長官は23日の記者会見で、「タイトな日程で、2国間会談を行う予定はない」と説明したが、国内事情を重視しているのは間違いない。

 しかし、核サミットには、米韓中ロを含む53カ国の首脳級らが参加する。北朝鮮のミサイル発射予告を受け、李大統領は米中ロの各国首脳とそれぞれ対応を協議するほか、オバマ米大統領も中ロ首脳と個別に会談する。

 藤村長官は「会場で各国首脳との立ち話の機会はある」としているが、外務省関係者は「首相外遊の際に個別会談を行わないのは異例だ」と指摘。日本が「蚊帳の外」に置かれることを懸念する声は少なくない。(2012/03/25-14:28)

以上引用終わり

「会場で各国首脳との立ち話の機会はある」

立ち話ってw


これがほんとの“立場なし”w

以上

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野田『血~みるで~』

2012年01月15日 11:48

野田首相:普天間移設問題「強行しない」 毎日新聞

 野田佳彦首相は14日、テレビ東京の番組に出演し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、仲井真弘多知事が同県辺野古沖の埋め立てを許可しなかった場合について「強行して断行するということは基本的には考えていない。あくまで理解を求めていく。沖縄でが流れることは我々もアメリカも望んでいるはずがない」と述べ、知事の理解を求めていく考えを強調した。【福岡静哉】

以上引用終わり

…が流れる…だと?

強行したら血が流れるって、一体何をする気なんだ?

ああ、これは
「おとなしゅうしてへんと、ち~みることになるで~」
という893の脅しと一緒かw

怖い怖い。

とりあえず、こんな風にこじれているのは、
「最低でも県外」
って前の前の人が言ったからだから。

こじれることを、沖縄もアメリカも望んでいるはずがなかったのにな。

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オバマ「ノダは会話できた」

2011年09月24日 15:50

オバマ氏「彼とは仕事ができる」=首相を評価-同行筋明かす 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110923-00000047-jij-pol

 【ニューヨーク時事】21日の野田佳彦首相とオバマ米大統領との首脳会談後、大統領が首相について「彼となら仕事ができる(I can do business with him)」と語っていたことが分かった。大統領周辺から日本政府関係者に伝わってきたもので、首相同行筋が22日、明らかにした。

 大統領の発言は「彼とは取引できる」とも訳され、初の首脳会談で大統領が首相を評価し、個人的な信頼感を示したものと受け取れる。ただ、首相がその信頼に応えることができるかは、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題などの取り組み次第だ。(2011/09/23-12:13)

以上引用終わり

社交辞令でもあり、プレッシャーを掛けられたのでもある。

まあ、全員二人が会話もままらなかったから、オバマ大統領も「普通に会話できる奴がきた」と思ったのかもしれないがw



これと同じ言葉を、1983年、当時の英国首相マーガレット・サッチャーが、アメリカ大統領レーガンに対して、のちにソビエト共産党の書記長になるゴルバチョフを評して言っている。

これを聞いたレーガン元大統領は、その後書記長となったゴルバチョフ氏と仕事を進め、東西冷戦終結という大仕事をやってのけた。

時代が人を作るのか、人が時代を作るのか、この当時の各国首脳と比べ、今の指導者たちのなんと小粒なことよ。
資本主義経済が失速するかどうかという瀬戸際に立っているというのに。

「I can do business with him」 だって、サッチャーが、権力を握る前のゴルバチョフを評して、レーガンに伝えたのと、今回じゃスケール感と言うか、何かが違う。
サッチャーの洞察力、それを信じたレーガン、期待に応えたゴルバチョフ。
上質の演劇で、上手い役者が演じているようなシーンだ。
それに比べれば今回は三文芝居。
何もかもが軽い。

その中でも一段と役不足の野田総理。
世界や日本の危機に対処するずっと前の段階から始めないといけない状態の、民主党・政府。
失言しないようにする、誠心誠意国民と向き合っているようみせる、党内や野党との協力関係を構築する、外交上の約束は守る、そういう基礎的なことを気にしなければいけない。
仕事以前の問題ですね。

それでもやっていかねばならないんでしょうけど、なぜそこまで逆戻りしなければならなかったのか。
つくづく政権交代の無意味さを思い知らされる。

まだ普天間が政治問題として残っているなんてね。


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