2010年09月24日 20:40

以下時事通信より引用
以上引用終わり次席検事発言を問題視=臨時国会で追及へ-自民
尖閣諸島沖での漁船衝突事件で、自民党の谷垣禎一総裁は24日、中国人船長の釈放を決めた那覇地検の次席検事が日中関係を考慮したなどと発言したことについて、「捜査機関が言うべきことではない。外交を考え、政治的判断を加える役割は政府が担うべきだ」と問題視した。その上で、「きちっと検証する必要がある」として、10月1日召集の臨時国会で追及していく方針を明らかにした。党本部で記者団に語った。
石破茂政調会長も「こんなことをする権能がいつ検察に与えられたのか。検察は証拠捏造(ねつぞう)も政治的判断もできるようになったのか」と厳しく批判した。(2010/09/24-18:57)
正直日本にいるのが嫌になったわ…
今回の件で日本は多くのものを失った。
・法治国家であるということ
外国の圧力で、法が歪められる国であるということが内外に知れ渡った。
法のもとの平等が失われると、法を遵守する気風がなくなり治安は乱れるだろう。
また、検察が政治判断に言及したことで、司法への信頼は損ねられ、威厳を失うだろう。
これも法治が失われる要因となる。
検察の政治判断については官房長官がこれを容認するという信じられない発言をしている。
那覇地検が会見で「(釈放は)日本国民への影響や今後の日中関係を考慮した」と発表したことについては、「検察官が総合的な判断のもと、身柄の釈放や処分をどうするか考えたと言えば、そういうことはあり得ると考える」と語り、検察の判断を容認する考えを示した。
参照 中国人船長釈放、仙谷官房長官が政治介入を否定 朝日新聞より
どう考えてみても異常だし、おそらくは官房長官側からの圧力で検察が動かされたという強い示唆を感じる。
政府内では、今回の決定が官邸と検察が相談して出した結論であり、発表の直前に法務省からの省庁間連絡として回ったと述べる関係者もいて、仙谷官房長官の説明と食い違いを見せています。
参照 釈放決定、官房長官「那覇地検の判断」 TBS NEWSiより
検察の“政治判断”発言は、検察の官邸への意趣返しなのかもしれない。
いずれにしても検察が政治判断をしてもいい国だということだ。
>「こんなことをする権能がいつ検察に与えられたのか。検察は証拠捏造(ねつぞう)も政治的判断もできるようになったのか」
石破氏の皮肉はまさに正鵠を射ている。
・日本の国際的プレゼンス
あからさまなほど分かりやすい外交的敗北、屈服でもはや日本は中国に頭があがらないことを国際的に証明した。
こんなことなら最初から解放しておいたほうがまだましだった。
アメリカの支持までとりつけて、はしごを外すような真似をして、同盟国の信用までなくした。
今後日中で争うようなことがあっても、アメリカは日本を支持はしないだろう。
これで日本を信用してくれる国も、敬意を払ってくれる国も、期待してくれる国もなくなる。
侮られ続けるだけだ。
今後中国や台湾の船が尖閣に来て何をどうしようと、一切取り締まれない。
海保だって問題になると思うと強く出れなくなる。
そしてなにより、国家として、誇りを失った。
敗戦で失われた誇りをもう一度、取り戻しかけていたところだったのに…
今日は屈辱的な敗戦の日。
そして、真の日本再生へのスタートの日としなければならない。
この挫折を契機とし、民主政権打倒、真正保守政権の誕生へ日本国民自身が向かわなければ、早晩亡国の憂き目を見ることになるだろう。
日本はこんな国じゃないはずだ!
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