倭人発言を嗤う

2011年08月21日 14:43

韓国の国会議員が国会で、『倭人』と発言したそうだ。

17日に国会知識経済委員会が開いた「大企業の社会的責任強化に対する公庁会」で、チョ議員から「私は日本が好きではないので『倭人』と呼ぶ」との発言が出たため、キム・ヨンファン委員長が慌てて引き留める場面があったという。

 キム委員長は「独島問題を含め、感情は理解できるが、ここは大韓民国の国会の場」とし、チョ議員の発言が不適切だったと指摘。「速記録には『日本人の慶尚道表現』と訂正してもかまわないか」と提案した。

韓国国会議員が日本人を「倭人」と発言、ネットでは「痛快」が多数 Yahooニュース(サーチナ)

痛くも痒くもない。
むしろ、委員長の「方言ってことで」に笑わせてもらったよ。

韓国のネットでも「痛快だ」と答えた人が多数だったそうだが、本当にこいつらはバカである。

『倭人』という言葉は、韓国では日本人への蔑称らしいが、日本人は何とも感じない。
それは当たり前である。
なぜなら「ワ」は日本人自身が、自分の国をそう呼んでいたのだから。

『倭』という言葉は、中国の史書に最初に出てくる。
「魏志倭人伝」などは有名だ。
古代中国の王朝はなぜ日本を『倭』(ワ)と呼んだか?
それは、

中国人「あなたたちはどこの人ですか?」
 ↓
日本人「私たちは“ワ“の国の人間です」

というような会話があったからに違いない。
決して中国人がつけたわけではないのだ。

古代中国の周辺に存在した異民族も、その名前は自称から来ていることがわかっている。
例えば、中国北方騎馬民族で、漢人を悩ました「匈奴」や「突厥」という名も、自らをそう呼んでいたことから来ている。
その音に対して、中国で勝手に「匈奴」と書いたり、史書によって「凶奴」「恭奴」と、当て字をしていた。

すなわちその時の漢人の都合で、「凶」や「恭」という正反対の字を当てられることがあったわけである。

『倭』という漢字には、蔑視の意味が含まれていたのかもしれない。
今となってははっきりしないが、日本人が捨てていることからもその可能性が高い。

「ワ」→「倭」→「和」→「大和」→「日本」 と日本の国名は変遷している。
国名の中に「ワ」はなくなったが、今でも「和歌」「和風」とかの「和」は、「日本」という意味を持ち、使い続けていることからも、「ワ」「和」に日本人自身は悪い印象を持っていないことがわかる。

だから、日本人を「倭人」といったところで、日本人がピンとこないわけだ。
日本人自体が「ワ」を嫌っていないどころか、文字通り「和」を大切にしてきているのだから。

ましてや、漢字を捨て、ハングルとか言う記号で読み、書き、話している朝鮮人に、『倭』の表意はわかりはしない。

倭人大いに結構、いくらでも呼ぶがいい。
ところでなんで、「朝鮮人」は蔑称扱いなの?


「朝鮮」も自らが使っていた、由緒ある言葉なのにね。


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