被災地の初日の出

2012年01月01日 12:12

新年明けましておめでとうございます。
本年も拙ブログをよろしくお願いいたします。

例年は初日の出の画像をUPして終わりの、元旦の記事ですが、今年はそれと少し。

被災地の日の出2012
閖上地区のがれきの奥から顔を出した初日。津波にも残った日和山周辺に200人以上の人が訪れた=宮城県名取市で2012年1月1日午前6時55分、梅村直承撮影毎日新聞より

東日本大震災とそれによる津波で壊滅的な被害を受けた宮城県名取市閖上地区の日和山からの日の出です。
がれきと重機の向こうから朝日が昇っています。
そしてそれを見つめる人々の影。

被災した人々にとって、現実はより近いがれきと重機ですが、その先に輝く希望があると、そうなるように日本全体が支えて、支援していかねばなりません。

ピンチはチャンス。
2011年のピンチをチャンスに変える1年にしましょう!


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最後の火葬終わる‐気仙沼‐

2011年11月20日 16:29

東日本大震災:最後の仮埋葬地、3遺体を火葬へ--宮城・気仙沼 毎日新聞

 東日本大震災で亡くなった方が土葬(仮埋葬)されている宮城県気仙沼市の仮埋葬地で19日午前、最後まで残っていた3遺体が掘り起こされた。午後に荼毘(だび)に付され、県内で土葬されたすべての犠牲者の火葬が終わる。

 県内では津波犠牲者の火葬が追いつかず、2108体を土葬した。順次火葬(改葬)したが、すべて終えるのに8カ月以上かかった。気仙沼市では火葬場脇のグラウンドに設けた仮埋葬地に208体を土葬し、この日改葬した3体のうち1体は今も身元が分からない。遺体を新しいひつぎに納めてきた葬祭業者の皆川江莉子さん(29)は「世の中は『復興』にばかり注目するけれど、ここの現実をいつまでも忘れないでほしい」と話した。【丸山博】

以上引用終わり

マスメディアの報道量もすっかり少なくなった被災地「気仙沼」では、ようやく最後の火葬を終えた。

情報を目にしたり、耳にしたりしなければ、過ぎ去ったこと、終わったことのように思ってしまうが、現実は、誰かが何かをしなければ、厳然と動かずそこにあるだけだ。

ここに、11月の気仙沼の様子を捉えた動画がある。



これが現実だ。

7万人以上の方が今も避難生活を送られている。

「世の中は『復興』にばかり注目するけれど、ここの現実をいつまでも忘れないでほしい」

日本人ならこの現実を忘れてはならない。


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被災地の今

2011年07月11日 14:46

今日は7月11日、東日本大震災が起きてからちょうど4ヶ月になった。
今、被災地はどうなっているのか、それを知る衝撃的なブログがあったので、以下抜粋させていただく。

自民党前衆議院議員 橋本岳氏のブログより

100日以上経った津波被災地の今。
 

正直言って、驚いた。岩手に来た初日、陸前高田市の瓦礫撤去に進捗があったことに喜んだが、お詫びして訂正する。進捗してないわけではない。しかし、道路を通す以外はほぼ手がついていない地域があまりにも広すぎることに驚愕した。確かに、陸前高田市の中心部は本当に片付いていた。しかしその周辺部はまだ手つかず部分も残る。大船渡市や気仙沼市に至っては、まだまだ手つかずのような地区も中心部にある。被災直後ならともかく、被災からあと一週間で四カ月、100日以上が経過してなおこの状態というのは、「酷い」の一語に尽きる。率直に怒りを感じた。


 そして菅直人が仕事してるなんて絶対にウソだ。再生エネルギー推進やエコタウンなんて、日本の将来のためには悪いことじゃないかもしれないが、今はそんな美しい将来のことよりも泥臭い現実の瓦礫や土砂の片付け、そして原発事故の終息に向け陣頭指揮にまず全力を尽くすべきだ。「一定のメド」なんて、あんな進捗でいつまで経っても来るわけがないじゃないか。四の五の言う前に即刻!脳死状態の政治トップを取り替えるべきだ。今日はつくづくそう感じた。満腔の怒りを以て、政権の怠惰を告発する。


 以下の写真は、被災直後の写真ではない。100日以上を経た「現在」である。胸の中で合掌しながら、剋目してご覧いただきたい。
釜石1
(写真:釜石市内中心部。くどいけど被災直後の写真ではない。

釜石2
(写真:停電しているわけではない。「信号を修理する予算がない」のだそうだ。為政者の怠惰でなくてなんなのだ?釜石市内。)

大船渡1
(写真:大船渡市の中心部だった地区の現在。)

大船渡2
(写真:大船渡市中心部を高台から見下ろす。奥の方の津波被災地が荒れたままなのが一目瞭然)

気仙沼1
(写真:気仙沼市にて。地震、津波の後に火災に遭ったため、一層凄惨な状況)

気仙沼2
(写真:船が陸地に残されたまま。気仙沼市にて)

以上引用終わり

100日経ってこれである。
この写真から10日も経っていない今もさほど変わりはないだろう。

政府関係者は、この光景を穴が開くほど見ろ!と言いたい。

「一定のめど」もなにも、このままでは皆目“めど”なんてものは、立ちはしない。
人間の感情があるなら、即刻現政権はその場から立ち退くべきだ!

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