記者の特権意識

2009年04月11日 09:15

以下産経新聞より引用

対局中の羽生名人に朝日委託記者がサイン求める

 将棋の羽生善治名人(38)に郷田真隆九段(38)が挑戦する「第67期名人戦」(朝日新聞社など主催)で10日、朝日新聞の委託を受けて観戦記者として立ち会っていたフリー記者(75)が、対局中の羽生名人にサインを求めるトラブルがあった。同社は記者に口頭で厳重注意するとともに、対局終了を待って羽生、郷田両氏や共催の毎日新聞社など関係者に陳謝する。

 同社によると、トラブルがあったのは名人戦第1局2日目の10日午前9時45分ごろ、羽生名人が自らの手番で44手目を考慮中、記録係と並んでいた記者が白い扇子とペンを取り出し、羽生名人にサインをするよう求めた。

 羽生名人は対局を中断する形でサインに応じ、頭をかく仕草をしながら盤面に目を戻した。この間、郷田9段は水を飲むなどして様子を見守った。

 この様子はNHKが中継しており、実況担当者が「今、何か書いているようですけれども…」と当惑しながらその様子を伝えた。

 問題の記者は昭和51年から平成11年まで、朝日新聞社の嘱託記者として取材活動を行い、この日は同社の委託を受けて取材にあたっていた。

 休憩時間に担当者が、問題の記者に「対局中に声をかけるような行動は慎んでほしい」と注意したところ「郷田さんの手番だと思っていた。うかつだった」と釈明したという。朝日新聞社は「両対局者はもちろんのこと、主催する名人戦実行委員会のほか、関係者にご迷惑をおかけしたことを深くお詫びします」とコメントしている。


以上引用終わり

プロの対局の緊張感はハンパないんだが、良くこんなこと出来るな。
ひよっこ記者でもあり得ないが、ベテランがね~
長くこの世界にいて勘違いしちゃったか?自分は特別とでも。

「郷田さんの手番だと思っていた。うかつだった」と釈明したという。

手番がどっちとか言う問題じゃないんだが…
それぐらいのことはわかっているはずだが、自分は羽生名人とも懇意だから許されるとでも思っているんだろうね。

どうも大手メディアの記者というのは、一般の人が立ち入れないところにまで入れ、情報も知り得る立場だから、勘違いした特権意識があるように思う。

それをさらに助長しているのが「記者クラブ」という体制だろう。
「記者クラブ」の中で情報を独占し、横並びで発信するという体制は、独善的かつ排他的な過去の遺物だ。
この変な特権意識で、クラブに属さないメディアを排斥し、情報を独占する。
例えば、外国メディアが本人に取材許可を取ったのに、記者クラブがそれを拒否するというとんでもないことが平然と行われる。
こんなことは笑い話にもならない。

しかし、こんなやり方はもう続かない。
取材対象となるような人物が自らブログなどで情報を発信するようになると、唯一の権力の源である情報の独占ができなくなる。
今まさにそれが加速してきて、例えば芸能ニュースなどでは記者の存在意義が薄れてきている。
これが全ての業界に広がっていくのは間違いない。

これからは情報を独占し発信する記者ではなく、情報を解析し、肉付けし、論説にできる本物の記者しか生き残れないだろう。
もちろん、情報にニュアンスを加味し、世論を誘導するようなくそ記事を書いている記者は生き残れないよ。

ずいぶん話が脱線したが、衝撃のシーン ↓ です(笑)



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