沖縄『本土復帰に伴う酒税の軽減措置を続けろや』

2016年01月07日 08:05

20160107泡盛

酒税軽減措置の延長を要請 NHK

本土に比べて低く設定されている酒税の軽減措置が来年、期限を迎えるのを前に、県内の泡盛やビールの製造業者でつくる団体が、期限の延長を国に働きかけるよう、5日、翁長知事に要請しました。

県内で製造・消費される泡盛やビールなどの酒税は、本土復帰に伴う期限付きの措置として本土に比べて低く設定され、これまでに8回延長されてきましたが、来年5月に再び期限を迎えます。

期限を迎えるのを前に、5日、泡盛やビールの製造業者でつくる沖縄県酒類製造業連絡協議会の嘉手苅義男会長が県庁を訪れ、翁長知事に要請書を手渡しました。

要請書では、泡盛の出荷量が年々減り続けていて、軽減措置がなくなると製造業者の多くを占める中小企業の経営に大きな打撃を与えることが懸念されるとしています。

これに対し、翁長知事は、「沖縄の酒には長い歴史があり、郷土の誇りにもなっていると思うので、一緒に取り組んでいきたい」と述べ、国に対して、軽減措置の延長を働きかける考えを示しました。

要請のあと、嘉手苅会長は、「大変心強い言葉をいただき感謝しています。今後、県と相談しながら、国に対しても要請していきたい」と話していました。

以上引用終わり

なんじゃこりゃ。

本土復帰に伴う期限付きの措置として本土に比べて低く設定され、これまでに8回延長されてきました

本土復帰に伴うっていつの話だよ。

例えば350mlの缶ビールだと、通常77円の酒税がかかっているが、沖縄で作ったビールを沖縄で消費するなら61.6円に軽減されるようになっている。
沖縄特産の泡盛のような蒸留酒なら、1800ml瓶のもので通常540円の酒税が、沖縄なら351円、この差は販売する上で非常にでかい。

調べてみると、ガソリンがリッター7円(実質5.5円)、航空機燃料や高速道路料金も軽減されているようです。

このようなことを繰り返していたら、企業に体力がつかず、いつまでたってもほんとうの意味での”本土復帰”が出来ないのではないだろうか?

翁長知事は、「沖縄の酒には長い歴史があり、郷土の誇りにもなっていると思うので、一緒に取り組んでいきたい」と述べ、国に対して、軽減措置の延長を働きかける考えを示しました。

郷土の誇りになっている酒は、沖縄だけじゃなく全国各地にありますよ。
むしろ誇りがあるなら特例措置は返上してはどうですかね?

本土との不公平を訴えるなら、こういう不公平も自ら正しなさい!
それが筋ってもんですよ。


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空想を現実に持ち込む宮崎駿

2015年05月14日 23:29

20150514宮崎駿
※ 直筆

宮崎監督の沖縄非武装地域案に「空想的平和主義」の声 アメーバニュース/政治・社会

 沖縄県宜野湾市にある米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する地元経済人や県議らでつくる「辺野古基金」が設立された。同基金の共同代表には、スタジオジブリの映画監督である宮崎駿氏(74)が就任することとなった。

 同基金は、辺野古移設反対の考えを国内外に発信するために4月9日に設立。5月7日現在、1億4000万円を超える寄付が集まっているという。また同基金の準備委員会は、宮崎氏のほかにジャーナリストの鳥越俊太郎氏(75)と沖縄県出身の報道カメラマン、石川文洋氏(77)の2人も共同代表に就任することを明かしている。

 宮崎氏は基金側の要請に応じる形で共同代表に就任。「沖縄の人たちがそういう覚悟をするなら、支援するしかないと思いました」とコメントしている。また、地元有識者らが2014年10月に、辺野古移設反対への賛同を各界の著名人に呼び掛けた際には、「沖縄の非武装地域化こそ、東アジアの平和のために必要です」との見解も寄せたという。

 この宮崎氏の「沖縄の非武装地域化」案に次世代の党の中山成彬氏(71)は、自身のツイッターで「空想的平和主義のレベル。中国の怖さを知らない」と異議を唱える。また、文化人などの著名人がこうした政治や外交問題に意見することについて「文化人が政治や外交、軍事に精通しているわけでは必ずしもない」としながら「しかし、宣伝効果は抜群、引っ張り出した人達には敬服の他ない」との意見を寄せている。

以上引用終わり

平和を愛した仏教国「チベット」と言う国がありました。
第2次世界大戦中、中立を守り、結果的に日本を救ったこともありました。

 → 日本とチベットの縁 2008年03月23日

そんな非武装のチベットは戦後どうなったでしょう?

フィリピンにはアジア最大の米軍基地がありました。
フィリピン人の意思で米軍は撤退しました。

そんなフィリピンが領有権を主張している南沙諸島はどうなったでしょう?

空想的平和主義のレベル。中国の怖さを知らない」と異議を唱える。

そうですね、空想は作品の中だけにして頂きたい。


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野田『血~みるで~』

2012年01月15日 11:48

野田首相:普天間移設問題「強行しない」 毎日新聞

 野田佳彦首相は14日、テレビ東京の番組に出演し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、仲井真弘多知事が同県辺野古沖の埋め立てを許可しなかった場合について「強行して断行するということは基本的には考えていない。あくまで理解を求めていく。沖縄でが流れることは我々もアメリカも望んでいるはずがない」と述べ、知事の理解を求めていく考えを強調した。【福岡静哉】

以上引用終わり

…が流れる…だと?

強行したら血が流れるって、一体何をする気なんだ?

ああ、これは
「おとなしゅうしてへんと、ち~みることになるで~」
という893の脅しと一緒かw

怖い怖い。

とりあえず、こんな風にこじれているのは、
「最低でも県外」
って前の前の人が言ったからだから。

こじれることを、沖縄もアメリカも望んでいるはずがなかったのにな。

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下劣な例えをする官僚

2011年11月29日 13:13

女性を誹謗する発言…田中・沖縄防衛局長 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111129-00000319-yom-pol

 沖縄防衛局の田中聡局長(50)は28日夜、沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設に向けた環境影響評価書の県への提出時期を一川防衛相が明言していないことについて、女性を乱暴することに例え、「犯す前に『やらせろ』とは言わない」と発言した。

 ただ、「許可なしにやれば犯罪となる」とも語り、提出時期は沖縄の理解を得ながら判断する必要があるとの考えを示したものだが、女性の人権を侵害するとも受けとれる発言に、沖縄から反発の声が強まりそうだ。

 那覇市内で開かれた報道陣との非公式の懇親会で語った。政府は評価書を年内に提出する方針だが、一川防衛相が12日、沖縄県知事と会談後、記者団に対し、「無理に提出するものではない。沖縄の理解の下で進める」と時期を明らかにしなかった点について説明した。

 田中局長は29日の読売新聞の取材に対し、「女性を侮蔑するような考えはない。現段階では、懇親会の内容についてコメントできない」と語った。

 懇親会には、読売新聞を含め記者約10人が出席。報道を前提としない非公式の発言だった。

以下略

以上引用終わり

取り上げることすら気分の悪い発言だな。

こういう例えが出てくる事自体、そういう発想を持っているということだろう。

結局、辺野古に無理やり移設するけれども、無理やりやりますよって言うわけに行かない。
だけど、言わないと違法になるってこと。

例えもひどいし、やろうとしていることもひどい。

こういうことで、沖縄県民を納得させることができるわけはない。
普天間を移設するきっかけになった出来事が、「米兵による少女暴行事件」だったという認識があるならば。


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沖縄「慰霊の日」に寄せて

2011年06月23日 18:33

今日は沖縄「慰霊の日」である。

この日が来るたびの思い出す電文がある。

大戦末期の沖縄戦において、海軍陸戦隊の総指揮をとった、大田実中将の最後の電文である。

原文はwikiにもあるので(大田実wiki)もし読まれたことのない人は、是非今日を機会に読んでみて欲しい。

以下はそれの現代語訳である。

沖縄県民の実情に関して、権限上は県知事が報告すべき事項であるが、県はすでに通信手段を失っており、第32軍司令部もまたそのような余裕はないと思われる。県知事から海軍司令部宛に依頼があったわけではないが、現状をこのまま見過ごすことはとてもできないので、知事に代わって緊急にお知らせ申し上げる。

沖縄本島に敵が攻撃を開始して以降、陸海軍は防衛戦に専念し、県民のことに関してはほとんど顧みることができなかった。にも関わらず、私が知る限り、県民は青年・壮年が全員残らず防衛のための召集に進んで応募した。残された老人・子供・女性は頼る者がなくなったため自分達だけで、しかも相次ぐ敵の砲爆撃に家屋と財産を全て焼かれてしまってただ着の身着のままで、軍の作戦の邪魔にならないような場所の狭い防空壕に避難し、辛うじて砲爆撃を避けつつも風雨に曝さらされながら窮乏した生活に甘んじ続けている。

しかも若い女性は率先して軍に身を捧げ、看護婦や炊事婦はもちろん、砲弾運び、挺身斬り込み隊にすら申し出る者までいる。

どうせ敵が来たら、老人子供は殺されるだろうし、女性は敵の領土に連れ去られて毒牙にかけられるのだろうからと、生きながらに離別を決意し、娘を軍営の門のところに捨てる親もある。

看護婦に至っては、軍の移動の際に衛生兵が置き去りにした頼れる者のない重傷者の看護を続けている。その様子は非常に真面目で、とても一時の感情に駆られただけとは思えない。

さらに、軍の作戦が大きく変わると、その夜の内に遥かに遠く離れた地域へ移転することを命じられ、輸送手段を持たない人達は文句も言わず雨の中を歩いて移動している。

つまるところ、陸海軍の部隊が沖縄に進駐して以来、終始一貫して勤労奉仕や物資節約を強要されたにもかかわらず、(一部に悪評が無いわけではないが、)ただひたすら日本人としてのご奉公の念を胸に抱きつつ、遂に‥‥(判読不能)与えることがないまま、沖縄島はこの戦闘の結末と運命を共にして草木の一本も残らないほどの焦土と化そうとしている。

食糧はもう6月一杯しかもたない状況であるという。

沖縄県民はこのように戦い抜いた。
県民に対し、後程、特別のご配慮を頂きたくお願いする。


最後の一節、原文は
「沖縄県民斯ク戦ヘリ 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」
であり、特に有名である。

沖縄県民の塗炭の苦しみに対して、戦後日本は報いたか?

それは米軍基地が集まっているという図式もあるが、心情的に沖縄県民の気持ちを汲み取ったか、ということである。

大田実中将が送った電文の趣旨を、ほんの一握りでも、多くの日本人が共感し、共有していれば、全く違った世界が拓けていただろう。

それは沖縄に限らず、戦争で命をかけ、戦ったすべての日本人を見捨てた、戦後日本の姿と重なる。

戦争の是非は如何にあれど、身を捨てて国に尽くした人を評価しなければ、敗戦で断絶した日本の精神は復興しない。

あの戦争で殆どの日本人は死力を尽くしたのだ。
そしてそれらの人々の歴史を連綿と繋いでいくのが、全ての日本人の使命なのだ。

今日この日はその思いを新たにする日、私はそう決めている。

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