民主党今日の不祥事12/5

2010年12月05日 18:17

小沢氏の資金提供、問題ない=民主・原口氏 時事通信

 民主党の原口一博前総務相は5日午前、フジテレビの番組で、昨年の衆院選前に小沢一郎元代表の資金管理団体が同党候補者に約4億4200万円を提供したことについて、「ルールに沿ってやっている。何がおかしいのか」と述べ、問題はないとの認識を示した。

 小沢氏の資金提供は、同氏関連の政治団体「改革フォーラム21」から受けた寄付金が元手となっている。同政治団体の資金に、旧新生党時代に国から支給された立法事務費が含まれていることを問題視する向きもある。
 岡田克也幹事長が「(同政治団体の資金は)国庫に返納すべきだ」と指摘したことに対しては「何の法律で返納しろと言っているのか分からない」と述べ、疑問を呈した。 (2010/12/05-11:19)

以上引用終わり

まあ、金もらってるやつが「問題ある」とか言えるわけないわな。

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「ルールに沿ってやっている。何がおかしいのか」
「何の法律で返納しろと言っているのか分からない」

確かに法的に問題ないよ。
返さないことに罰則もない。

しかしそれを立法府に身を置く人間が、しゃあしゃあといっていいのかね。

旧新生党時代に国から支給された立法事務費が含まれていることを問題視

立法事務費というのは、国会議員の立法に関する調査研究の推進に資するため必要な経費の一部として、議員一人につき月65万円支給されるものだ。
無論税金だ。

このお金はなぜか、議員ひとりひとりに直接渡るわけではなく、会派の立法事務費経理責任者というものに一括で渡される。

つまり、会派の所属議員数分一括で渡され、その使い方も一任されているという不自然なことになっている。
事実上、党の幹事長が自由に使えるお金にすることもできる制度だ。
幹事長の運用によっては本来的な法律の趣旨とは異なってきかねない。

新生党の解党時の代表幹事は小沢、そして議員ひとりひとりに配布されるべき公金を、党で自由に使えるような法律にしたのも、他ならぬ小沢だ

法律に沿っているから問題ないとか、法律を作った人間がいえるだろうか。

新生党解党時、代表幹事だった小沢は、党に残っていた立法事務費を含む資金をそのまま小沢の資金団体に移して、ねこばばした。
本来所属議員に配布するか、国庫に返還すべきものだ。

そしてそれを自分の息のかかった候補者の資金提供に使い、自身の勢力拡大に、つまり私的に利用したわけだ。

法律的に罪は問えなくても、これは立派な公金の横領、私的流用だ。

法律の不備は立法府の怠慢でしかない。
常識で考えろよ。ああ、常識ないのか、民主党には。

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