2011年09月07日 20:20
平岡法相、死刑執行は当面判断せず TBS newsi
平岡秀夫法務大臣は就任会見で、死刑の執行について「ヨーロッパ諸国などの廃止の流れや国民感情を検討して考える」と述べた上で、「考えている間は判断できないと思う」とし、当面は執行しないとの考えを示しました。
「死刑という大変厳しい刑罰を実施するには慎重な態度で臨むのは当然」(平岡秀夫 法相)
平岡法務大臣は、大臣就任後初めての会見で死刑の執行について「ヨーロッパ諸国などの廃止の流れや、必要性を感じている国民感情を検討して考える」と述べました。その上で「考えている間は当然判断できないと思う」として、当面は執行しないとの考えを示しました。
死刑については千葉景子元法務大臣が去年7月に民主党政権下で初めて2人の刑を執行したあとは、法務大臣が3代にわたって一度も執行していません。(03日00:09)
>「考えている間は判断できないと思う」
死ぬまで考えてもらって結構だ。
但し大臣をやめてからな。
>「死刑という大変厳しい刑罰を実施するには慎重な態度で臨むのは当然」
裁判所で結論が出ているものを、法務大臣が否定するのか?
決まったものを実施するのに、慎重もクソもない。
死刑制度を廃止したいのなら、法律を変えろ。
不作為で止めるのは、職務怠慢でしかない。
仮に明日から死刑廃止に法が変わったら、死刑囚はそれを理由として、控訴や再審を請求することができる。
もし控訴や再審がなされれば、死刑判決は覆るだろう。
それでも刑事訴訟法にそう定まっているのだから、それに従うしかない。
しかし、法律に背いて死刑判決を受けた死刑囚が、死刑執行は刑の確定から6ヶ月以内という法律に従わない大臣によって延命したにも関わらず、法律によって赦されるのは、著しくフェアではない。
すべては法に則って行われなければ、社会の公平さを保つことはできないのだ。
法務大臣が考えるべきことは、死刑囚のことよりも、そのことではないのか。
その覚悟がないのなら、もとから大臣を受けるべきではない。
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