菅首相退陣なら大連立…自民、指導力を疑問視 読売新聞
自民党内では、震災の復興局面には「大連立」による政治の安定が必要との意見が強まっている。ただ、谷垣総裁ら執行部は、震災対応で見せた菅首相の指導力を強く疑問視し、大連立に応じるには「菅首相退陣」を条件にする構えだ。
「我々も(提言)案を取りまとめたり、協力は一生懸命やりたい」
谷垣氏は1日夕、視察先の岩手県釜石市で、首相からの復興協力の呼びかけに応える姿勢を示したが、言葉少なだった。
自民党は、原発事故が危機的な状況を脱していないことを考慮し、首相への批判を抑制している。だが、谷垣氏らは「菅氏の独善的な『政治主導』で、首相官邸の機能はめちゃくちゃな状態」として、今の政治体制では長期化する復興には対応できないとの見方を強めている。
3月19日に谷垣氏が首相の「大連立」提案を即座に拒否した背景にも、「組めないのは民主党政権が理由ではなく、相手が菅首相だから」(谷垣氏周辺)との判断があった。
ただ、「菅首相以外」との大連立の展望は描けていない。自民党内でも「首相は辞める気がない」との見方が支配的で、古賀誠元幹事長らは菅政権との連立もやむを得ないとの意見だ。
(2011年4月2日06時39分 読売新聞)
以上引用終わり
昔からここに来てくれている人がいたら知っているかもしれないが、私は年季の入った大連立支持派だ(笑)
自民党福田政権時の自民ー民主大連立話の時からだ。
2007年に安倍政権が参院選で敗北して以来、衆参ねじれの状態が生まれ、2009年の衆院選で民主党が勝利してねじれは解消したものの(それでも参院は連立でギリギリ)、2010年の参院選で今度は民主党が敗北し、またねじれ状態となっている。
国会がねじれ状態では物事が進まない。
これが大連立を支持する理由の一つ。
いみじくも小沢民主党代表(当時)が言ったように、民主党には政権担当能力がない。
自民党が主、民主党を従とする大連立を行うことによって、民主党を育て、健全な2大政党制を育成する。
これがもう一つの理由。
現在この国難の時期に再び出てきた“大連立”
周辺状況が非常に厳しくなった今、もはや大連立だけでは日本は救えないと思う…
首班が菅ではもちろんダメだが、谷垣でも荷が重い。
谷垣総裁は能力、見識は悪くないのだが、如何せん“軽い”
国難におけるリーダーは、「能力」+国民に元気と勇気を与えられる「言葉」を持たねばならない。
菅が東日本大震災において何度か会見をしたが、国民に何かを届けられただろうか?
何かを訴えられただろうか?
例えばオバマ大統領の演説を聞けば、日本人でも力を貰えるのだ。
前向きになれるのだ。
そういう「言葉の力」を持ったリーダーが不可欠だ。
日本に一人だけその力を合わせ持った政治家がいる。
麻生太郎その人だ。平成20年9月29日、麻生総理(当時)の所信表明演説 この言葉よ、届けと念じます。ともすれば、元気を失いがちなお年寄り、若者、いや全国民の皆さん方のもとに。
申し上げます。
日本は、強くあらねばなりません。
強い日本とは、難局に臨んで動じず、むしろこれを好機として、一層の飛躍を成し遂げる国であります。
日本は、明るくなければなりません。
幕末、我が国を訪れた外国人という外国人が、驚嘆とともに書きつけた記録の数々を通じて、わたしども日本人とは、決して豊かでないにもかかわらず、実によく笑い、微笑む国民だったことを知っています。この性質は、今に脈々受け継がれているはずであります。蘇らせなくてはなりません。
日本国と日本国民の行く末に、平和と安全を。人々の暮らしに、落ち着きと希望を。そして子どもたちの未来に、夢を。わたしは、これらをもたらし、盤石のものとすることに本務があると深く肝に銘じ、内閣総理大臣の職務に、一身をなげうって邁進する所存であります。
わたしは、悲観しません。
わたしは、日本と日本人の底力に、一点の疑問も抱いたことがありません。
時代は、内外の政治と経済において、その変化に奔流の勢いを呈するが如くであります。しかし、わたしは、変化を乗り切って大きく脱皮する日本人の力を、どこまでも信じて疑いません。
そしてわたしは、決して逃げません。
わたしは、自由民主党と公明党の連立政権の基盤に立ち、責任と実行力ある政治を行うことを、国民の皆様にお誓いします。
リーマンショックの嵐を乗り切ったこの人に、もう一度任せるしかない。
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