国立メディア芸術総合センターは国立まんが喫茶か?

2009年05月31日 13:38

以下日テレNEWS24より引用

アニメの殿堂「国がつくっても大失敗する」

 文化庁は、参議院で審議中の今年度補正予算案に、漫画やアニメを展示する博物館をつくるための経費約117億円を計上しているが、漫画家から「国がつくっても大失敗になる」と批判の声が上がった。
 26日午後に行われた民主党の勉強会で、漫画家・石坂啓さんは、「国がこうしたものをつくっても、ものすごくつまらないものになる。漫画家の姿勢は社会を風刺するもの。国に展示されてうれしいと思う人はいない」などと計画を批判した。

 文化庁は、景気対策のための補正予算案に、漫画、アニメ、コンピューターグラフィックス(CG)などを展示する国立メディア芸術総合センター、いわゆる「アニメの殿堂」を建設するための予算約117億円を計上している。文化庁の担当者は「国は土地を購入し、建物を建てるが、運営は民間に委託する」と説明し、具体的な内容や採算が合うかは厳密に調べておらず、完成時期も「わからない」と話した。

 民主党議員からは「文化庁は勇気をもって計画を取り下げるべきだ」などと批判が相次いだ。


以上引用終わり

この「国立メディア芸術総合センター」のことを鳩山由紀夫代表は「巨大な国営マンガ喫茶」と評したそうですが、この引用記事でも

漫画、アニメ、コンピューターグラフィックス(CG)などを展示する国立メディア芸術総合センター、いわゆる「アニメの殿堂」

となっています。
不思議ですね、漫画、アニメ、コンピューターグラフィックス(CG)などとなっているのに、なぜ“まんが”や“アニメ”だけに集約されてしまうのでしょう?
この事実自体が、反対論者の“まんが”や“アニメ”に対する偏見を物語っている。

「国立メディア芸術総合センター」は1997年から開催されている「文化庁メディア芸術祭」というフェスティバルの流れをくんだ施設で、決して麻生総理がまんが愛好者といわれているからといって、ポット出てきたわけではない。

メディア芸術祭の概要
http://plaza.bunka.go.jp/festival/2008/outline/
メディア芸術祭賞の贈呈
下記の4部門ごとに優れた作品を募り、顕彰する。

【アート部門】
[インタラクティブアート、インスタレーション、映像、静止画(デジタルフォトを含む)、Webなど]

【エンターテインメント部門】
[ゲーム、遊具、映像(VFX、CMなど)、キャラクター、Webなど]

【アニメーション部門】
[長編アニメーション(劇場公開、TV、OVA)、短編アニメーションなど]

【マンガ部門】
[ストーリーマンガ、コママンガ、Webマンガ、自主制作マンガなど]

これらの受賞作品などが年に一度、国立新美術館にて展示される。
一度見に行けば分かるが、全然国が関与している感はない。
以前にはアニメ部門で「クレヨンしんちゃん」が選ばれているくらいだ(笑)
これまでの固定概念を崩されるような、斬新で奇抜な、クールな作品の数々が紹介されている。

引用記事でこの計画を批判している漫画家の石坂啓さんも1999年に受賞している。
もっともこれができたら返還してもいいそうだが。
ソース http://www.asahi.com/politics/update/0527/TKY200905270038.html 朝日新聞
 
こういった作品を恒常的に展示紹介し、発信していこうというという施設なのだから、なにも問題はない。

美術館を建築するといっても反対はしないんだろ?
なんで近代メディアアートはだめなんだよ?
そこに自身のまちがったランク付けが入っているのに気付け。
日本がソフト面で評価されているのは近代メディアアートなんだよ。

ただ、石坂さんの意見にも一理ある。
だから過剰に国が援助する必要はない。
過保護な産業が成長したためしはない。
現在の「メディア芸術祭」のように“黒子”に徹してくれ。
そうすれば、必ず意義のある施設になる。

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