ニュートリノでタイムマシン??

2011年09月25日 14:22

日本の新聞社は文系の記者ばっかりなんだな、と思わされた出来事だった。

ニュートリノは光より速い? NHKニュース

実験では素粒子の1つ、ニュートリノをスイス・ジュネーブ郊外にあるCERNの研究所から発射し、730キロ離れたイタリア中部にある地下の研究所で観測して速度を測定しました。2つの研究所の間の距離を精密に測り、時計も高精度に同期させたうえで、3年間、1万5000回に上る観測結果を解析したところ、光の速さで予想される時間よりも1億分の6秒=60ナノ秒早く到着しているという結果になったということです。アインシュタインの特殊相対性理論では、質量のある物質は光より速く移動することができないとされています。ニュートリノは日本の研究者の研究で質量があることが定説になっており、今回の実験は相対性理論と矛盾する結果になっています。また、なぜニュートリノが光より速いのか、理論的な説明も示していません。研究グループは「この結果が科学全般に与える潜在的な衝撃の大きさから、拙速な結論や物理的解釈をするべきではない」とする異例のコメントを発表して、世界の科学者や関係学会に実験結果の精査を求めており、今後、論議を呼びそうです。


大きなニュースではあるけれども、あくまで、「そういう結果が出てしまったけれどもみんなで検証して」っていう話でね。
普通、実験場の不備とか、見逃されている点、検出間違い、などなどの可能性があるってことで、検証段階ですよ。

なのに日本の新聞社はあらぬ方向へ大騒ぎ。

産経新聞 
光速超えるニュートリノ 「タイムマシン可能に」 専門家ら驚き「検証を」
読売新聞 
戦艦ヤマトのワープ実現可能…松本零士さん興奮

光速超えたってタイムマシンもワープもできません(笑)

光よりほんのちょっと早かったって実験結果ですよ。
どんなに速かろうと時間かかっているんだから、過去に遡れているわけではない。

発射した時間より早く着いたというなら別ですがね(笑)

それにニュートリノがどんなに速くても、人間を速く運べなければ、タイムマシンにはならない。
この結果が本当だったとしても、それはニュートリノ自身にそういう性質(光速を超える速度をもつ)がもともとあるということであって、その他の物質を光速以上に加速させることとは根本的に別の事だ。

特殊相対性理論では、質量ある物質を光速に加速させるためには、無限大のエネルギーが必要という計算になる。
無限大のエネルギーというのは存在しえないので、物質は光速を超えることはできない、という結論が導き出される。
だから、無限大の推進力を持つロケットを作らないとタイムマシンは無理(笑)

もう少し、冷静で理論的で科学的な論調の記事というのは書けないもんですかね?
これで良しとしているのは日本全体が文系なのかな?科学技術立国のはずなのに。

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