2011年05月04日 14:53
この街はパキスタン軍の施設もある街だそうだ。
邸宅の場所を示すgooglemap
大きな地図で見る
邸宅の画像

殺害後の内部の様子
軍事施設もある市街地に堂々と潜伏していたとなると、当然の事ながらパキスタンの軍・政府の中に協力者や内通者がいたのではないかという疑いがかかる。
→ パキスタンにビンラーディン支援組織…英首相 読売新聞より
→ 「ビンラディン潜伏をパキスタン政府は承知か?」 テレビ朝日より
その疑いもあってパキスタン政府には作戦実行の事前連絡はなかった。
→ パキスタンの情報漏れ懸念し知らせず CIA長官、米誌に明かす 産経新聞より
まあ、きのう書いたように日本にもなかったんだけど…
→ ツイッターに負けた日本政府
日本と違ってパキスタンの情報機関は恥じ入ってはいるが
→ 「恥ずかしい」と、パキスタン情報機関 日刊スポーツより
当然疑われてしかるべきだし、ある程度の協力者はいたと見ていいだろう。
今後、パキスタンは、米国をはじめ、各国から糾弾される可能性が高い。
しかし私はもっと不思議に思うことがある。
あれほどの情報収集能力があるはずのアメリカ自身が、なぜこの潜伏先を今まで見つけることができなかったのか?ということだ。
むしろ、ずいぶん以前から情報を得ていて、実行するタイミングをはかっていた、としたらどうだろうか?
CIAのパネッタ長官はこういっている。
時事通信よりパネッタ長官が同誌に語ったところによると、米政府は数カ月前まで、パキスタンなど他国と協力して急襲作戦を行う可能性も検討していた。
少なくとも数か月前にCIAは、ビン・ラディン潜伏場所の情報を掴んでいたことになる。
それがこのタイミングになったのは、反対が多い7月に予定されているアフガンからの米軍撤退への支持を高めるため、そして、来年11月に行われる大統領選で再選を果たすためオバマ大統領の支持を高めるため、だったのではないか?
そしておそらく、英国王室のロイヤルウエディングに配慮して、そのあとに行おうと考えたの計画したのではないか。
自分は知っていながらパキスタンを追及するアメリカ、という図も、生き馬の目を抜く国際社会では普通なのかもしれない。
ともあれ、そんな国際社会とは無縁の日本…
何とかしないといけない。
人気ブログランキングへ

最近のコメント