報道されなかった奇跡のデモ

2010年11月04日 22:05

先日の反中デモが日本のマスコミに報道されませんでしたが、それ以外にも報じられなかったデモが、イラクの地であったのです。

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それはPKOでイラクの地に降り立った陸上自衛他の活動に感謝し、駐留の延長を求めるイラク・サマーワの人たちのデモでした。

日本では全くと言っていいほど報じられなかったこの話を、紹介した動画を紹介します。


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動画の中で最後に紹介されている地元紙の記事書き起こしです。

我々は我が県に日本隊が到着するまで、この道徳と倫理を保持した立派な人々について何も知らず、感情のかけらもない技術革命により、全世界の心を支配するつもりだろうと思っていた。しかし、日本国自衛隊が県内に到着して数週間の内に、サマワの人々は、彼らが『古きニッポン』の子孫として、愛情と倫理に溢れた人々であることを見出した。彼らは偉大なる文明を保持するとともに他の国家を尊重し、他国民の家庭や職業に敬意を払う立派な伝統を持っていたのだ。


迫撃砲が撃ち込まれたとか、住民が悪い感情を持っているとか、そんな報道しかしなかった日本のマスコミは、自衛隊に懐疑的な目を向けることしかできなかった。

関連記事 共同通信さん、意図バレバレです(笑)

真摯で誠実な活動を続けてきた自国の自衛隊員を、なぜ色眼鏡で見なければならないのか。

地元紙が表現しているように、隊員達は、日本の良き伝統を体現した立派な活動をしてきたのだ。
改めてありがとう、自衛隊。

我々もこの伝統を受け継ぎ、守り続けたいものである。

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共同通信さん、意図バレバレです(笑)

2008年12月20日 23:47

以下共同通信より引用

日本のイラク支援に不満増加 7回目のサマワ住民調査

 【バグダッド20日共同】日本政府がイラク南部サマワで政府開発援助(ODA)により建設中だった大型火力発電所が完成、イラク側に近く引き渡される。これを前に共同通信が行った住民意識調査で回答者の85%が発電所建設を「歓迎する」と答えたことが20日分かった。ただ、約2年半に及んだ陸上自衛隊の活動も含めた日本の支援全体への満足度は以前に比べて低下した。

 調査は地元紙アッサマワに委託し、サマワと周辺部で11月26日から12月5日にかけて実施、500人から回答を得た。サマワでの共同通信の住民調査は2004年1月以来、7回目。

 調査結果によると、04年から約2年半活動した陸自の復興支援活動も含めた日本支援全体については「満足」が54%、「不満」が35%。

 陸自の活動のみを聞いた過去の調査では「満足」は06年6月が79%、07年1月が76%、同年7月が68%と、陸自撤収後、時間の経過とともに満足度が徐々に低下していることが判明した。

 回答者が挙げた不満の理由は、多かった順に「支援が地元の需要に沿っていなかった」「規模が不十分」「成果が十分でなく改善がなかった」。

2008/12/20 16:33 【共同通信】

以上引用終わり

7回目のサマワ住民調査

7回目って・・・・・・
何回やったら気が済むの?
自分の意に沿った結果が出るまでやってんのか(笑)

陸自撤収後、時間の経過とともに満足度が徐々に低下していることが判明した。

当たりめーだろ(笑)
いなくなった人の何に満足すんだよ。
何で撤収した後までアンケートしてんのか、さっぱりわからん。

まあいずれにしてもプラスの評価が多いわけだろ。
なんで不満の意見だけのっけてんのかね~?
タイトルも「不満増加」だし・・・・・

もう意図バレバレだよ(笑)共同通信さん

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イラクの自衛隊通訳を救え!

2008年06月04日 00:35

イラク・サマーワに陸上自衛隊が派遣され、復興支援活動を行なったのは記憶に新しい所だ。
その際、通訳として協力してくれた現地イラクの通訳の方々が身の危険にさらされているという。
売国奴としてイラク抵抗勢力に粛清される恐れがあるからだ。
デンマークやオーストラリアでは協力してくれた通訳の方、ご家族を政治亡命ということで、自国に受け入れている。
日本は国として何をなすべきか。
その姿勢が問われている。

以下中東TODAYからの転載です。

イラクの自衛隊通訳が危険な状態に

 日本政府がイラクのサマーワに自衛隊を派遣し、一人の死者も出さずに、その任務を完了できたのは、奇跡に近いものだった。まさに、日本人の細心の注意力と、謙虚な行動がそれを可能にしたのであろう。
 しかし、その完全な成果に、いま傷がつき始めている。それは、イラクのサマーワで自衛隊員を支えてくれた、現地のイラク人通訳者たちが、マハデイ軍、警察、軍人によって殺害される、危険に直面しているのだ。
 イラクのサマーワで自衛隊員を守ってくれた、オーストラリア軍が6月に撤退するが、オーストラリア軍は現地人通訳たちに対しオーストラリアへの永住権を認めている。つまりオーストラリア群の通訳をしたイラク人はオーストラリアにのがれマハデイ軍に殺されずに住むということだ。
 しかし、日本はこうした措置をとっていない。サマーワの通訳者たちから、日本政府に対する移住許可の要請が、何度となく出されたようだが、何の返事も返ってこないというのだ。
 日本の自衛隊の通訳をした知人が、メールを送って救済を求めてきた。彼は日本政府には、イラク人通訳を受け入れるつもりがないことを知っている。彼はオーストラリア政府が、600人の受け入れを決定しているが、実際に通訳に携わったのは76人だから、日本政府からオーストラリア政府に依頼して、日本側の通訳者も受け入れてくれるように、依頼して欲しいというのだ。
 彼の考えによれば、オーストラリア軍が自衛隊の警護もしていたのだから、交渉の余地があるのではないかというのだ。
 もし、このイラクの通訳者たちに対し、何の救済の手も打たないのであれば、日本政府と自衛隊の名誉は、大きく傷つくことになろう。まさに、イラク人を自国民の安全のために利用し、その後は使い捨てにした、ということになるからだ。
 解決方法は幾つかある。世界から笑われないような、責任のある行動を実行する気があるか否かは、政治家と官僚の気持ち次第だ。

投稿者: 佐々木良昭 日時: 2008年05月25日 23:47

以上転載終わり

通訳というのは自衛隊の行くところ、どこにでも同行しなければならない。
つまり自衛隊員と同等の危険があった仕事なのだ。
報酬を支払えばそれでいいというような、血の通わない対応でいいのか?

少なくとも何らかの身の安全を確保してあげるような対応をすべきだ。

[イラクの自衛隊通訳を救え!]の続きを読む

イラク空自違憲 もう夢から覚めたら

2008年04月19日 01:01

以下毎日新聞社説より引用

社説:イラク空自違憲 あいまいな説明は許されない

 イラク復興特別措置法に基づく航空自衛隊のバグダッドへの空輸活動を違憲とする判決が出た。自衛隊のイラク派遣に反対する市民グループが国を相手取って、派遣が憲法違反であることの確認を求めた控訴審で、名古屋高裁(青山邦夫裁判長)が17日、判断したものだ。

 陸上自衛隊は06年7月にイラク・サマワから撤退したが、空自は昨年6月のイラク特措法改正で活動が2年間延長された。イラクで5年目の活動を展開しており、クウェートから首都バグダッドへの輸送などを担当している。

 判決はまず、バグダッドで米軍などと武装勢力との間で激しい武力衝突が起きていることを指摘し、特措法でいう「戦闘地域」にあたると認定した。そのうえで、「多国籍軍の武装兵員を戦闘地域であるバグダッドに空輸する活動は、他国による武力行使と一体化した行動で、武力行使を行ったとの評価を受けざるを得ない」とした。

 政府と同じ憲法解釈で特措法を合憲としたとしても、活動を「非戦闘地域」に限定した特措法と、武力行使を禁じた憲法9条に違反するとの判断である。

 重要なのは、判決がイラク国内の紛争は多国籍軍と武装勢力による「国際的な武力紛争」であるとの判断に基づき、バグダッドを「戦闘地域」と認定したことだ。政府がイラクでの自衛隊の活動を合憲だと主張してきた根拠を根底から覆すものだからだ。

 イラクに自衛隊を派遣した小泉純一郎首相(当時)は、国会で非戦闘地域について質問されて、「自衛隊が活動する地域は非戦闘地域である」と答弁し、物議をかもしたことがある。また、党首討論では、イラク国内の非戦闘地域について聞かれ、「イラク国内の地名とかを把握しているわけではない。どこが非戦闘地域かと聞かれても、分かるわけがない」と発言したこともあった。

 判決は、極めてあいまいだった当時の首相発言を指弾する内容でもある。政府は判決を真摯(しんし)に受け止め、活動地域が非戦闘地域であると主張するなら、その根拠を国民にていねいに説明する責務がある。

 さらに、判決が輸送対象を「武装兵員」と認定したことも注目に値する。政府はこれまで、空自の具体的な輸送人員・物資の内容を明らかにしてこなかった。小泉首相は、当時の記者会見で「空自による物資の輸送はしている。しかし、どんな活動をしているかは部隊の安全の面があり、公表できない部分もある」と述べていた。

 しかし、輸送対象に米軍を中心とする多国籍軍が含まれており、当初の「人道復興支援」から「米軍支援」に変質したのではないかとの見方が前からあった。

 政府は、輸送の具体的な内容についても国民に明らかにすべきである。

毎日新聞 2008年4月18日 東京朝刊


以上引用終わり

人間の行動には目的という物がある。

今回の裁判は一応賠償請求をしているが、これは手続き上のこと(賠償請求しないと裁判できない)で、原告(李誠姫氏)側の真の目的は違憲判断をさせることだろうから、その意味では目的は達せられた。

退官した青山邦夫裁判長にとっても自分の信条を主文ではないところで披露できて満足なんでしょうね。青山邦夫裁判長の目的も達せられました。
青山裁判長の過去の判決→挺身隊訴訟 国の不法行為責任認定 西日本新聞

ではあなた方はこのあとどうしたいのですか?

目的が到達点なら目標は通過点、もちろんこの判決が到達点ではないですよね。
無防備宣言でもしますか?


社説では“あいまい”という言葉を繰り返しているが、憲法9条自体があいまいに運用されている。
その下位法たる特措法はあいまいに運用されざるを得ない。

ではその“あいまい”はなぜ生じたのか?

憲法9条を文字通り堅持しようとする勢力と現実の世界とのギャップを調節するために、日本人特有の“あいまい”な処理が発揮され、このような状態になっているのではないのか。

夢の国の住人になるべく長く夢を見てもらうためにこのような不自然な状態をとってきたが、そろそろ夢から覚めてもらわないとしょうがないだろう。

現実世界は厳しいが我々は生きていかねばならない。
もうピーターパンではいられないのだから。
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